ヒシアマゾンへの愛に溢れた素晴らしい記事を紹介
4月17日、ウマ娘でもタイマンちゃんの愛称で親しまれているヒシアマゾンが、余生を過ごしていたアメリカケンタッキー州で老衰で亡くなったというニュースが飛び込んできました。亡くなったのは4月15日、28歳でした。
1人と1頭のヒシアマゾンを心から愛したスオミアッキさん
【新着・追悼記事】
『「1人と1頭」のヒシアマゾン〜ウマ娘から競馬にハマった私と、彼女の訃報〜』
「ウマ娘」から競馬の奥深さに魅入られた執筆者さん。
競馬への想いの変化と、名牝・ヒシアマゾンの足跡を綴ります。#ウマフリ#拡散希望https://t.co/2MtAUGIwRs— ウマフリ編集部 (@Uma_Free) April 18, 2019
馬のWEBフリーペーパー&ブログで有名な『ウマフリ』さんにヒシアマゾン追悼記事が投稿されました。執筆者はスオミアッキさん。ウマ娘公式でもリツイートされ、ヒシアマゾンに対する愛に溢れた素晴らしい記事として今話題になっています。私も何度も読ませて頂きましたが、本当に素晴らしいです。泣きそうになります。
愛に満ち溢れたスオミアッキさんのヒシアマゾン追悼記事の一部を紹介させて頂きます。全文はコチラからどうぞ。
・ヒシアマ姐さんに一目惚れ
私がウマ娘のヒシアマゾンに出会ったのは、2017年の夏。
当時はウマ娘の知名度は殆ど0に近い状況で、私も昨今流行している「擬人化」企画のひとつが増えたくらいにしか思っていませんでした。
……しかし、そんなことを思っていても可愛いものには弱い私。
褐色でネイビーブルーの長い髪をした「ウマ娘のヒシアマゾン」に一目惚れをしてしまいました。
スオミアッキさんが始めてヒシアマゾンと出会ったのは2017年の夏頃。ネイビーブルーの長い髪の毛に一目惚れ。とっても分かる気持ち。そこからウマ娘のヒシアマゾンだけでなく競走馬のヒシアマゾンにも興味を持つようになったそうです。
・ヒシアマゾンとナリタブライアンの有馬記念
スオミアッキさんが心揺さぶられたというレースは、ナリタブライアンとヒシアマゾンの初体験となった有馬記念。
ヒシアマゾンの最後まであきらめずに、世代最強牡馬に喰らい付く姿が、私の心を揺さぶりました。
・ヒシアマゾンの訃報
ヒシアマゾンからウマ娘にはまり、ウマ娘から競馬に対する気持ちが変化していったスオミアッキ。ヒシアマゾンに負けず一直線な性格のスオミアッキさんは、ウマ娘を知った半年後には北海道の生産牧場で働き始める事になったそうです。
そして…
歴代の名馬に会うにつれ、本物のヒシアマゾンに会いたいという気持ちが生まれました。
ただ1992年産まれのヒシアマゾンですから、かなりの高齢です。果たして存命なのか調べてみると……なんと、アメリカで元気に暮らしていること知りました。
これは、行くしかない!
そう思いケンタッキー州にお住まいの方に相談をし、コツコツ貯めた航空会社のマイルを使い、6月にケンタッキー州に行くことを決心しました。
そう決めたのが、2019年の4月3日。きっかけは、ウオッカの訃報でした。
そしてチケットを取った2日後に大好きな彼女の訃報をTwitterで知ることになりました。
去年ヒシアマゾンに会いにいけば良かった。高齢なのわかってたのに。人参あげたかった
— SUOMIAAKI (@Asena0330) April 17, 2019
ヒシアマゾンありがとう。ヒシアマゾンのおかげでウマ娘好きになれたし、リアルの馬たちも好きになったし、馬関係の人にありがとうって言っていただける人間になりました。僕が引退馬に関わるきっかけをくれてありがとう
— SUOMIAAKI (@Asena0330) April 17, 2019
96年生まれの私は、ヒシアマゾンより年下です。
そんな私にとってヒシアマゾンは憧れの先輩のような存在です。
その先輩に少しでも近づけるように、引退馬を支援するようになりました。ウマ娘の中でのヒシアマゾンは面倒見がよく、後輩の願いをかなえるために多少強引ながら悩みを解決してあげています。
私もヒシアマゾンのようになりたいと思い──引退した競走馬がゆっくり余生を過ごせるお手伝いを始めたのです。
ヒシアマゾン、28年間お疲れさまでした。
ウマ娘としてのヒシアマゾン、競走馬としてのヒシアマゾンのおかげでとても楽しくて濃い人生を送れそうです。
どうか、天国でナリタブライアンとのタイマン勝負を、楽しんでください。
上記引用は記事の一部です。全文は以下のリンクよりご覧下さい。ウマ娘が好きな人、競馬が好きな人、ヒシアマゾンが好きな人、全ての方に見て頂きたい素敵な記事です。
ヒシアマゾンとウマ娘をきっかけに元々好きだった競馬が更に好きになり、馬をより深く知りたいと考えるようになったスオミアッキさんは、ソフト競馬さんとの引退馬支援の活動に力をいれています。引退した馬が速さでなく正確さを競う競馬で、かつてはハルウララやヒシアマゾンの子供であるヒシアンデスも参戦しています。
現役中は元より、引退してからも沢山の人の心を動かす名馬、ヒシアマゾン。そのきっかけとなったウマ娘というコンテンツはやはり素晴らしいものであると再認識いたしました。愛に溢れた素敵な記事を本当にありがとう御座います。1ウマ娘ファンとして読んだ時にとても嬉しくて、素晴らしい記事をより多くの皆さんに知って頂きたいと思いこのような形でご紹介させていただきました。
記事引用許可を快く快諾してくれました「ウマフリ」さん、「スオミアッキ」さん、本当にありがとう御座いました。
馬の同人誌とか作って 売上を引退馬支援協会とかに支援してた人やね。
ヒシアマゾン大好きってのは有名だっった。
いい記事だよね