ダービーは夢の舞台!
3歳馬しか出ることが出来ない日本ダービー(東京優駿)は競走馬にとって一生に一度きりの夢舞台!同世代のNo’1を決めるそんな大切なレースで勝利したことのあるウマ娘のモデルとなった競走馬をまとめました。
目次
日本ダービー制覇したウマ娘たち
シンボリルドルフ
第51回(1984年) ウマ娘の中で最初にダービーを制覇したのがシンボリルドルフ会長。「皐月賞」「菊花賞」も制覇しクラシック三冠を達成しており、他のGI競走を含めると史上初の七冠馬でもあります。 まさに「皇帝」!これはテイオーちゃんが興奮してしまうのも無理はない…
アイネスフウジン
第57回(1990年) 1番人気のメジロライアンに1馬身1/4の差をつけて勝利したのがアイネスフウジン!2分25秒3というレースレコードでの勝利となりました。 ちなみにこのレコードは14年後となる2004年のキングカメハメハの勝利まで破られることはなかったそうです。
トウカイテイオー
第58回(1991年)
2着レオダーバンに3馬身差の快勝!トウカイテイオーの父・シンボリルドルフと同じく無敗のまま二冠を達成しました。 トウカイテイオーに騎乗していた安田隆行騎手は「ダービーに関しては(シンボリルドルフより)テイオーの方が強い勝ち方だったのでは」と話したそうです。
ミホノブルボン
第59回(1992年)
1番人気に応えるレースで勝利!2着のライスシャワーに4馬身差をつけての圧勝でした。 トウカイテイオーに続き、デビューから6戦6勝の無敗で牡馬クラシック二冠を達成!
ウイニングチケット
第60回(1993年)
ビワハヤヒデ、ナリタタイシンらを振り切って勝利!柴田政人騎手は19回目の挑戦にして悲願の日本ダービー制覇となりました。 勝利騎手インタビューでは「世界のホースマンに60回のダービーを勝った柴田ですと伝えたい」と語ったそうです。
ナリタブライアン
第61回(1994年)
1番人気で勝利し、クラシック二冠を達成。その後11月で行われた菊花賞ではビワハヤヒデが前年にマークしたレースレコードを更新する走破タイムで優勝し、日本競馬史上5頭目となるクラシック三冠を達成しました。
スペシャルウィーク
第65回(1998年)
スペシャルウィークのダービー勝利はアニメでも描かれていました。
鞍上は武豊騎手。興奮のあまりムチを落としてしまうというハプニングがありつつも5馬身差で勝利!武豊騎手にとってこれが初めてのダービー制覇となりました。
アドマイヤベガ
第66回(1999年)
前走の皐月賞では体調を崩してしまっていたため2番人気に。しかし馬体重を+10kgと戻して起きており、当時アイネスフウジンが持っていたレースレコードタイ記録(2:25.3)で優勝!
このレースで武豊騎手は史上初のダービー連覇を達成しました。
ウオッカ
第74回(2007年)
牝馬として64年ぶりに日本ダービーに勝利したのがウオッカ。 1頭目は1937年ヒサトモ、2頭目は1943年のクリフジ。そして3頭目がウオッカです。
そう…80年以上という日本ダービーの歴史の中で、勝利した牝馬はたった3頭だけなのです!
オークスかダービーか迷ったそうですが、
調教師・角居勝彦さん「ならダービー行かせてもらっていいですか!!」
馬主・谷水雄三さん「よっしゃ!!ダービーいこ!!」
ということでダービー出走を決断。見事勝利となりました!
エイシンフラッシュ
第77回(2010年)
休み明けで挑んだ皐月賞では11番人気でしたが、3着に入り日本ダービーへの優先出走権を確保。 ダービーへは7番人気での出走となり、直線でコース中央からダービー史上最速となる上がり3ハロン32.7秒のスピードで馬群を割って抜け出しG1初制覇を飾りました。
アニメではエルコンドルパサーも同着1位に
アニメ第5話ではスペシャルウィーク、セイウンスカイ、キングヘイローらとともに日本ダービーに出走したエルコンドルパサーちゃん。
しかし史実では、競走馬エルコンドルパサーは外国馬のため日本ダービーに出走することは出来ませんでした。
という訳で、スペちゃんと一緒に同着1位になったのはアニメならではの特別なif展開。
レースの後でエルちゃんはスペちゃんに「私、今までで一番楽しいレースでした!」と言葉を掛けますが、ダービーに出られなかった史実と重ねるとこのエルちゃんの台詞にもなんだかすごく重みを感じます…
最高の夢舞台と言われるダービー!今年のダービーもめちゃくちゃ感動しましたよね。ウマ娘と出会わなければこんな感動を知ることもなかったと思うとなんかすごく感慨深い。
ダービー馬もたしかに強いんだが顕彰馬レベルのポテンシャルが無いと古馬路線で活躍しない感じ。どっちかというと菊花賞馬が古馬でも活躍しているイメージ。