メジロマックイーンのサイドストーリーが公開
アニメ版 第19回「ぱかラジッ!~ウマ娘広報部~」でアニメ第6Rのサイドストーリー「メッセージ」。
今更ですがサイドストーリー部分を文字に起こしてみました!(画像はイメージです)
ぱかラジッ!
【アニメサイドストーリー配信中!】
ぱかラジッ!にてサイドストーリー第6R「これからも」が配信中です!今回はメジロマックイーンの物語!
8/17(金) 11:59まで配信予定! まだお聴きになっていない方は、ぜひ聴いてみてくださいね♪https://t.co/Ou3KdCpP7q #ウマ娘 pic.twitter.com/A16gdAOCSD— ウマ娘プロジェクト公式アカウント (@uma_musu) 2018年8月15日
サイドストーリー第1~5R
既に配信されたサイドストーリーの内容&動画はこちらとなっています。
◆第1R「走りたいように!」
サイレンススズカが<スピカ>に入る少し前のお話。 勝つ使命を受けた<リギル>のトレーナー、東条ハナ。 自由に走りたいと思うサイレンススズカ。 二人の出した答えとは…
◆第2R「目指せ!デビュー!」
デビューを目指すウオッカとダイワスカーレット。 デビューに向けて二人はトレーナーにアピールする作戦を行うのだが…
◆第3R「ふたつの星」
トウカイテイオーが<スピカ>に入る前のお話。 シンボリルドルフのことが大好きなトウカイテイオーは なぜ<スピカ>に入ることを決断したのか…
◆第4R「わたしのレース!」
デビュー戦に向けてハルウララが高知で奮闘中!
果たしてレースの結果は…
◆第5R「ダービーに出るということ」
日本ダービーという大舞台に向けウマ娘たちが猛特訓!
彼女たちがダービーに込めた想いとは…
第6Rサイドストーリー「これからも」
アナウンス「只今よりメインステージにて―――」
ゴールドシップ「えー!ゴルシちゃん特製、シークレット弁当いらんかねー。中身は空けてみてのお楽しみだよーーー!」
しーん…
ゴールドシップ「………クッソー!なんで誰も買わないんだー!食べ物なのかおもちゃなのかはたまたオシャレな雑貨なのか何が入ってるか検討もつかないシークレット弁当なんてどう考えても最高なのにー!なぁマックイーン!」
メジロマックイーン「どう考えても最低だと思いますけど」
ゴールドシップ「なんでだ?」
メジロマックイーン「あなた、カレーが食べたいと思っている時に、カレーかなんだかわからないものが入っているお弁当を渡されたらどうしますの?食べたくないものが入っているお弁当を買う人はいません」
ゴールドシップ「なるほどー!さすがマックイーン!頭いいな!」
メジロマックイーン「考えるまでもないことです」
ゴールドシップ「よーし!それじゃあ、シークレット弁当はやめて“カレーかなんだかわからないものが入っている弁当”を売るぞー!」
メジロマックイーン「あなた!私の話を聞いてたんですの?もっとシンプルにカステラ焼きやたこ焼きなどを売ればいいでしょう!…はぁっ」
ゴールドシップ「どうしたんだ?」
メジロマックイーン「休憩ですっ」
ゴールドシップ「わかったあー!」
メジロマックイーン「(有耶無耶のうちにスピカに入ってしまいましたけど、私、本当にこのチームを選んでしまってよかったのでしょうか…)」
第6R「これからも」
エイシンフラッシュ「占い…ですか。私は非論理的なものに頼ることは、時間のムダだと思うのですが…」
ナイスネイチャ「まぁまぁ!いい結果だったら気分が上がるかもしんないだろ?」
エイシンフラッシュ「悪い結果だとどうなるのでしょうか?」
ナイスネイチャ「その時は無視すればいいんだって!」
バサッ(お店に入る音)
ナイスネイチャ「ね、空いてる?」
メイショウドトウ「は、はいっ。大丈夫ですー。先生、お客様ですよー」
マチカネフクキタル「ふっふっふ…2人がここに来ることは占いで既に知っていました!さあ!座りなさい!ウオッカとダイワスカーレット!」
エイシンフラッシュ「……私はエイシンフラッシュです」
ナイスネイチャ「私はナイスネイチャなんだけど」
マチカネフクキタル「………ふっふっふ。それではエイシンフラッシュ、ナイスネイチャ!座るがよい!」
メイショウドトウ「さすがは先生、見事なスルースキルです~!」
マチカネフクキタル「いや~そんなぁ~」
メイショウドトウ「いえいえそんな~」
ナイスネイチャ「やっぱ、出るか」
エイシンフラッシュ「ええ」
マチカネフクキタル「ああーっ!待って下さいー!今のは軽い冗談ですからぁー!占いは本格的ですよ!大当たりですー!お願いしますお願いします待って下さいー!」
メイショウドトウ「閑古鳥が鳴いてるんです~!助けると思って~!」
ナイスネイチャ「まぁ…そこまで言うなら」
エイシンフラッシュ「それでは、よろしくお願い致します」
マチカネフクキタル「ありがとうございますー!…いえ、ゴホン。それでは、改めて占ってしんぜましょう!私はマチカネフクキタル!こちらは助手のメイショウドトウです!」
メイショウドトウ「よろしくお願いします~」
ガヤガヤ(場面変わる)
メジロマックイーン「はむっ。せっかくの感謝祭なのに…このままだと売り子だけで終わってしまいますわね。私はこんなところでのんびりしている暇など…はむっ」
メジロドーベル「食べるか悩むか、一つにしたら?」
メジロドーベル「…ドーベル?うぐっ、ゲホッゲホッ!な、なんですのこのたい焼きは!?」
メジロドーベル「あ、それシークレットじゃない。カラシ」
メジロマックイーン「そういうのはもうこりごりなんですっ!!」
(投げ捨てる音)
メジロマックイーン「まったく!」
メジロドーベル「荒れてるねぇ。所属チーム、決まったんじゃないの?」
メジロマックイーン「決まりはしましたが…正直、私に合っているとは思えないのです思えないのです」
メジロドーベル「ふーん…どの辺りが?」
メジロマックイーン「ど、どの辺りがと言われると……全部です!全部!私このままだと、おばあさまのようになれるとは思えないのです!」
メジロドーベル「はぁ…。子供だねぇ、マック」
メジロマックイーン「なっ…どういうことですの?それは」
メジロドーベル「そのままの意味。それじゃ」
メジロマックイーン「ちょっと!まだ話の途中ですわよ!」
メジロドーベル「私はこれからトレーニングなの。今年の有馬は雪辱戦だから」
メジロマックイーン「ちょっとドーベル!待ちなさい!」
カツカツカツ(立ち去っていくメジロドーベル)
メジロマックイーン「…はぁ」
メジロマックイーン「先にデビューしたからって偉そうに…私だって早く天皇賞に出て、おばあさまのように…」
エイシンフラッシュ「レースを楽しみなさいと言われるとは、思いませんでした」
ナイスネイチャ「だね~、それにしてもあの占い師がスズカに買ったことあったなんてな~。ウマ娘は見た目じゃないよね~」
メジロマックイーン「…占い?」
メイショウドトウ「また誰も居なくなってしまいましたね~」
マチカネフクキタル「一体どうして…お祭りのときの占いなんて、どう考えても鉄板でしょー!」
バサッ(お店に入る音)
メジロマックイーン「あの、入ってもいいのかしら?」
マチカネフクキタル「お客さん!?勿論!どうぞどうぞ!さあさあ、ここに座ってください!」
メイショウドトウ「よかったです~!今日は1組で終わっちゃうんじゃないかって思ってました~」
メジロマックイーン「閑古鳥なのは“表はあってもうらない”っていうつまらない看板のせいだと思いますけど」
ピキーン!(ひらめき)
マチカネフクキタル『それだ!』
メイショウドトウ『それです!』
メジロマックイーン「この学園はバカしかいないんですのっ!」
マチカネフクキタル「では、改めて、占いを始めましょう!」
メイショウドトウ「占ってほしいことはなんですかぁ?」
メジロマックイーン「私が今のチームに残るべきかどうかです」
メイショウドトウ「まぁ!そ、それは少し…テーマが重いのでは…」
マチカネフクキタル「大丈夫です!この水晶は全ての未来を見通すのです!…むむむむむ~!むんむんむんむんにゃむんむんん~!!!…っだはぁ!ちょっと水飲んでいいですか?」
メジロマックイーン「空気を読みなさい空気を!」
マチカネフクキタル「出ましたっ!」
メジロマックイーン「はっ!」
マチカネフクキタル「ズバリ、あなたがチームに残るべきが否かは…【凶】です!」
メジロマックイーン「はあぁっ!?どういう意味ですのその結果は!?」
マチカネフクキタル「いやいやいや!話を聞いてください!続きがあるんですー!これは、あなたが今の気持ちのままなら、凶だということです」
メジロマックイーン「今の気持ち?」
マチカネフクキタル「そうです!運命はちょっとしたことで変わるものなのです!怪我をする運命だったのが、無事で終わったり。逆に、平穏無事な運命が大変な運命になったりするものなのです!」
メイショウドトウ「すごい~!本物の占いみたいです~!」
マチカネフクキタル「いやいや、本物ですよ、私は」
メイショウドトウ「いえいえ、ご謙遜を」
メジロマックイーン「冗談を挟まないと話せないんですかあなた方は!」
マチカネフクキタル「ゴホン。まぁ、そんな訳で、運命とは自分で引き寄せるものなのです!」
メイショウドトウ「あの~、差し支えなければでいいんですが、何か気に入らないことでも?」
メジロマックイーン「…」
メイショウドトウ「あの~」
メジロマックイーン「気に入らないのは…私自身です」
マチカネフクキタル・メイショウドトウ『はい?』
メジロマックイーン「他人の施しを待つなんて、メジロ家の誇りにかけても考えるべきではなかったですわね。自分の居場所は自分で作る。それこそが、私のやるべきこと!」
メイショウドトウ「詳しくはわかりませんが、悩みが晴れた顔になってますね」
マチカネフクキタル「どうやら私の占い、役に立ったようですね!」
メジロマックイーン「どうでしょう。特に占いは関係なかったと思いますけど」
マチカネフクキタル「な、なんてこと言うんですかぁ!じゃあ、今日の運勢を占ってあげます!それで私の実力を思い知るのです!」
メジロマックイーン「ちょ、ちょっと!勝手に占わないでくださる!?」
マチカネフクキタル「むむむむむむむむ~!今日のあなたの運勢は……【凶】です!」
メジロマックイーン「きょっ、凶!?」
メイショウドトウ「わぁぁ~…救いはないんですか~?ラッキーアイテムとか~」
マチカネフクキタル「ズバリ!焼きそばです!」
メジロマックイーン「焼きそば?」
ゴールドシップ「マックイーン!もう1回助けてくれ~!人が多すぎてさばけねぇ~」
メイショウドトウ「まぁ、焼きそばが向こうから」
メジロマックイーン「ふっ…またですか?もう、仕方ないですわ!」
ゴールドシップ「ほらぁ、先行くぞ」
メジロマックイーン「あなたたち」
マチカネフクキタル・メイショウドトウ『はい?』
メジロマックイーン「今日は役に立ちましたわよ」
メイショウドトウ「先生、今日は沢山の人を救いましたね~」
マチカネフクキタル「……」
メイショウドトウ「あら、どうしたんですか先生。もしかして、感動されてるんですか?
マチカネフクキタル「違いますよー!御代を貰うの忘れてたんですー!」
メイショウドトウ「あら、そうでしたね~」
マチカネフクキタル「ううううっ、これじゃあ、新しい招き猫の購入資金がぁ~!」
メイショウドトウ「まぁまぁ先生、きっとこれからも千客万来ですよ~」
バサッ(お店に入る音)
トレーナー「あれ?もしかして、取り込み中?」
メイショウドトウ「いえいえ、いらっしゃいませ~」
マチカネフクキタル「もしかして、恋愛相談ですか?それとも人生相談ですか?」
トレーナー「ああ、いや。来月まで金欠でどうすればいいかな~って」
マチカネフクキタル・メイショウドトウ『な、悩みが重い~!!』
ゴルシちゃんに拉致されていつの間にかスピカに入ってたメジロマックイーンちゃんだけど、こんなドラマがあったんですねぇ…
アニメではどうしても尺の関係で描けなかった部分があったけど、こういう形で裏話を描いてくれるのはめちゃくちゃいいですよね!
毎回毎回ガチで感動してるので最終回が来るのが怖い。ウマ娘ロス第二波の予感がひしひしと。
マチカネフクキタル「そうです!運命はちょっとしたことで変わるものなのです!怪我をする運命だったのが、無事で終わったり。逆に、平穏無事な運命が大変な運命になったりするものなのです!」
マチカネフクキタル「ゴホン。まぁ、そんな訳で、運命とは自分で引き寄せるものなのです!」
ウマ娘というコンテンツの核心に迫るフクちゃんマジ有能