前回に引き続き、ウマ娘と実際の競走馬の比較や、元ネタとなる馬の紹介です。前編は下記の記事からどうぞ!
ウマ娘と競走馬の比較
シンボリルドルフ
「皇帝」と呼ばれるシンボリルドルフ。ウマ娘のライブver衣装は、その名にふさわしい豪華なものにになっている。
威風堂々たる貫録と、それに見合う実力と実績を併せ持つ。〝皇帝〟の名に相応しい屈指のスーパースターウマ娘。
性格は冷静沈着、公明正大な人格者。その存在は後輩ウマ娘から、もはや信仰に似た対象として敬われている。
決して隙を見せない厳格で毅然とした物腰だが、実はかなり心配性で保護欲が強い性格。気になった後輩がいるとコソコソと影ながら見守っている。そしてその様子を目撃されると、コホンと咳払いをして誤魔化すらしい。
タイキシャトル
輝く栗毛が特徴のタイキシャトル。ウマ娘としても綺麗に光る栗毛が特徴な元気っ子。
体格が大きく、無限のパワーとスタミナが自慢の超特急弾丸娘。難しいことを考えることが苦手で、何事も直感的に行動する。
熱しやすく冷めやすいが、ひとたび集中すれば誰にも負けない実力を発揮。特にマイル(距離1600m)のレースでは他の追随を許さない無敵の強さを誇る。陽気であっけらかんとした言動と態度で、常に周囲を振り回し、付き合った仲間をヘトヘトに疲れさせるが、自分はまったく平気な超元気印の健康優良娘。
ダイワスカーレット
レース中に着用している青いメンコが特徴的。ウマ娘としてもテーマカラーである青の髪飾りやライブverの衣装カラーとして使用している。
明るく誰にでもやさしいクラスの人気者だが、それはあくまで外面で、本当はプライドが高く負けず嫌い。
試合でもただ勝つだけではなく、自分のペースでレース全体を支配し、周囲のライバルを完膚なきまでに捻じ伏せる展開が大好き。
クラスメイトのウオッカとは最大のライバル。本人は「あんなヤツ、ただの腐れ縁よ!」と否定するが、唯一本当の自分をさらし合い、実力を認め合える戦友にして親友同士である。
テイエムオペラオー
栗毛の「王」という風格と実力がウマ娘の性格に色濃く反映されている。
その言動で分かる通り、世界は自分中心に回っていると断言してはばからない超ナルシストなボクっ娘。
何でも一番にならないと気が済まない性格で、なおかつ自分が主役でないとすぐにヘソを曲げる。
その自意識過剰な態度は、他のウマ娘からは呆れられつつも生暖かい目でみられている。
しかし言動に見合う成績・実力があるのは確かで、レースではただ勝つだけではなく、あくまで〝美しく勝つ〟ことを信条としている。
ナリタブライアン
白いシャドーロールと黒鹿毛が特徴のナリタブライアン。ウマ娘では黒髪、鼻先の絆創膏として特徴を示している。
硬派で頑固。我慢強く、どんなことがあっても感情を表情に出さない。めったに笑ったりしないため、周囲のウマ娘たちからは近寄りがたいと恐れられている。しかし実は感情表現が苦手なだけで、本当は純粋でやさしく、ごく普通の女の子。
むしろ可愛いモノが大好きで、オバケや怖い話が大嫌い。お気に入りのヌイグルミを抱かないと眠れないなんて、意外に乙女チックな一面も……?
ヒシアマゾン
アメリカ生まれの黒鹿毛。漆黒の弾丸と形容されるように、ウマ娘としても小麦色の肌をしている。
弱きを救け強きを挫く、古き良き時代のスケ番タイプの姉御肌。
曲がったことが大嫌いで、己の信念を唯一のルールとして行動する、一本筋の通った性格。
口調は粗雑だが面倒見がよく、信頼できる仲間は命を賭けて守る人情派。
ただそんな強面の顔の下には、ちょっとだけ寂しがり屋で純情乙女な一面も……。
ちなみにナリタブライアンとはライバル同士、拳と拳で語り合う仲である。
フジキセキ
現役のレース数は少ないものの、種牡馬として大人気となったフジキセキ。ウマ娘としての王子キャラはそこからきているのだろうか。
〝漆黒の髪に星ひとつ〟と讃えられる濡れたような青鹿毛の黒髪、スラリと伸びた抜群のプロポーションは、同性のウマ娘たちからも黄色い声援があがるほど。性格も竹を割ったようにサバけていて、抜群のリーダーシップを発揮する。時折見せる甘い言動や仕草は、むしろ男性よりも男前だと評判である。趣味は他愛のないイタズラとスキンシップ。標的になった〝ポニーちゃん〟たちは例外なくメロメロになってしまうらしい。
「サンデーサイレンス産駒初の三冠馬」を期待されていた馬。デビューから4戦無敗、1995年の4歳クラシック戦線における最有力馬と目されたが、その初戦・皐月賞を前に屈腱炎を発症して引退した。引退後、種牡馬となったフジキセキはサンデーサイレンスの血統として大人気、GI級競走7勝のカネヒキリをはじめとして11頭のGI級競走優勝馬を輩出している。2015年12月28日、23歳で頚椎損傷の為死亡した。
マルゼンスキー
イギリス名門の生まれで、異名の「スーパーカー」からウマ娘としてもスーパーカーを乗りこなしているようだ。
〝スーパーカー〟に例えられる圧倒的なスピードと、観客を魅了する美しさを兼ねそろえた、まさしくトップスターの名にふさわしいウマ娘。
そのニックネームの通り、趣味は愛車のスーパーカーでサーキットをドライブをすること。しかし助手席に乗った者は、その後ことごとく重度のトラウマを負ってしまうらしい……。
メジロマックイーン
名家の芦毛、気品ある様子がウマ娘としても風格を表している。
落ち着いた淑女的な物腰と気品から、他のウマ娘たちから羨望の的となっている。
メジロ家の血統に強い誇りを持っていて、かつて母と祖母が獲得した〝天皇賞〟を自分も勝利し、伝説の母娘三代制覇を目指している。
天下無類のステイヤー(長距離ランナー)と呼ばれ、その均整のとれたプロポーションは神々しいまでに美しいが、実はその体型を維持するために涙ぐましいダイエットをしているのは、他のウマ娘には内緒。
トウカイテイオーにライバル視されているが、持前の優雅さで軽くいなしているようだ。
まとめ
以上、前後編に分けての名馬比較・紹介でした。様々な特徴がウマ娘としても描かれていますね。それぞれの名馬が活躍したレースや歴史を知っておくとゲームもさらに楽しめたり、アドバンテージとなるかもしれません!
これからもウマ娘の情報が楽しみですね!
あれ、オペラオーは亡くなってるんじゃ?