天皇賞秋の後のセイウンスカイはどうなる?
アニメ10話では天皇賞秋が描かれ、スペシャルウィークが1着。セイウンスカイは5着という結果となりました。
しかし、史実ではこの後セイウンスカイは競走馬のガンとも言われる「屈腱炎」だということが発覚するのです…
アニメ10話で描かれた天皇賞秋
天皇賞秋ではスペシャルウィークの他、セイウンスカイちゃんやキングヘイローちゃんも出走!
ゲート入りが苦手なセイウンスカイちゃんは、ここでもゲート入りを嫌がってごねています。
セイウンスカイ「やだなー、狭いとこ」
キングヘイロー「早く入ってくださらない?」
しかしなんとかゲート入りし走り出すと中段に付け、「勝つ!」という気合十分に走ります。
しかしスペシャルウィーク強かった!
スペシャルウィークが1着、セイウンスカイは5着という結果に。
競馬の史実の1999年天皇賞秋
ゲート入りを5分近く嫌がる
アニメではセイウンスカイがようやくゲート入りし「セイウンスカイがようやくゲートに入りました」という実況がありましたが、史実でもセイウンスカイはゲート入りを嫌がっており、なんと5分近くもゲートに入ることが出来ずにいました。
動画3分35秒頃~からいやいやするセイウンスカイ。
7分30分頃にようやくゲートインします。
競走馬のガン「屈腱炎」
天皇賞秋では5着となったセイウンスカイですが、レース後に「屈腱炎」だということが発覚。長期の休養に入ることに…
【屈腱炎】
競走馬の脚部で発生する病気のひとつ。
屈腱炎は、上腕骨と肘節骨をつなぐ腱である屈腱(大きく外側の浅屈腱(せんくっけん)と内側の深屈腱(しんくっけん)の2つからなる)の腱繊維が一部断裂し、患部に発熱、腫脹を起こしている状態のことで、前肢に起こる場合が多く、また深屈腱より浅屈腱に発症例が多い。
詳しい原因はまだ不明であるが、継続的・反復的な運動負荷によって起こると推定されている。また、ダービー馬ヒカルイマイなどの様に削蹄のミスから屈腱炎を発症するケースも見られる。これを発症すると治癒するまで数ヶ月から数年間を要する。患部の強度が元に戻る例は稀であり、さらにトレーニングや競走への出走を再開した場合に再発する可能性も高く、競走能力にも悪影響を及ぼす。
こうした事情から「不治の病」ないしは「競走馬のガン」とも称される。ただし直接的に生命に影響することはない。また、屈腱炎を発症して腫れあがった脚部の外観が海老によく似ていることから、エビハラ、エビバラ、または単にエビとも呼ばれる。引退の原因となることも多い。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%88%E8%85%B1%E7%82%8E
この後、セイウンスカイは約1年半後に2001年の天皇賞春で復帰するものの、1着となったテイエムオペラオーから16秒近く離された最下位に敗れました。
そして橈骨を痛めてしまったことから7月に引退が決定。8月19日に札幌競馬場で引退式が行われました。
引退レースは最下位となってしまったものの、掲示板を外したのはラストランだけでした。
怪我は本当につらい。
セイウンスカイちゃんなら落ち込みつつも気持ちを切り替えて楽しい未来を探してそうな気もするけども…
どうしてもこの涙を思い出してしまう(´;ω;`)
もしもマル外制限が無かったら……
もしもエルコンドルパサーが帰国後に走っていたら……
もしも現役続行したのがグラスウンスではなくエルスペだったら……
最強世代が残した幻想の数々よ