切なすぎるライスシャワーちゃんのエピソード
トレーナーのことを「お兄さま」と呼んで慕ってくれるライスシャワーちゃんは「自分がいると周りを不幸にしてしまう」と思い込んでいるという切なすぎるウマ娘。
そんなライスちゃんの性格は競走馬ライスシャワーのエピソードが元となっているのです…
目次
ウマ娘のライスシャワーちゃん
共通衣装 | 勝負服 |
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CV | 石見舞菜香 |
誕生日 | 3月5日 |
身長 | 145cm |
体重 | 増減なし |
3サイズ | B75・W51・H76 |
とても気弱で何かあるとすぐに泣いてしまうが、誰かのためなら一生懸命頑張る事ができる健気な少女である。
競走馬のライスシャワー
ライスシャワーは身体は小さかったもののいい馬と評判でしたが、体質が弱く骨折などもあり、ようやく日本ダービーに出られたものの16番人気に。
しかし、レースでは激走を見せなんと2着に。そお後もセントライト記念、京都新聞杯で2着と好調のまま菊花賞に挑みました。
菊花賞でミホノブルボンの三冠を阻止し悪役に
この菊花賞では圧倒的な強さを誇っていたミホノブルボンが無敗のまま三冠を達成するかどうかが焦点になっており、ライスシャワーは2番人気。
観客の大半はミホノブルボンの三冠達成を見に来ていたと思われますが、ミホノブルボンをねじ伏せてライスシャワーが1馬身1/4差で勝利。
優勝タイム3分5秒0は当時の芝3000mにおける日本レコードタイムでしたが、競走後の場内は拍手もなく、中には「余計なことすんな!」と罵声を上げる観客も居たそうです。
そして、この時からライスシャワーにヒール役が定着しました。
「終わった馬」
翌年の1993年、ライスシャワーは天皇賞春への挑戦を決めます。しかし、そこには天皇賞春を2連覇中のメジロマックイーンがおり、ライスシャワー陣営は生半可なことではメジロマックイーンに勝つことはできないとわかっていました。
メジロマックイーンに勝つため、ライスシャワーを徹底して鍛えることを決意。その調教は壮絶なもので、調教の様子を見た他の調教師が「レースの前に馬が潰れるぞ!」と忠告したほどだったそうです。
ライスシャワーの馬体は前走から12kg減、試合前のボクサーの思わせるような仕上がりで、的場騎手は「もはや馬には見えなかった」と振り返っています。
そして迎えた天皇賞春。
ライスシャワーはメジロマックイーンの3連覇の夢を打ち砕き、勝利します。
しかし、ここからライスシャワーは勝てなくなってしまいます。9戦中2着が1回という状況で、「だらしない」「こんなことならマックイーンに勝たせてやればよかったのに」と罵られたそうです。
連覇のかかった天皇賞春を目前に重度の骨折を負ってしまったこともあり、ライスシャワーは「終わった馬」扱いされるようになっていました。
2年ぶり天皇賞春を制覇
1995年、ライスシャワーは骨折を乗り越え2年ぶりに天皇賞春に出走。過去の連敗により4番人気でしたが、ハナ差でステージチャンプに勝利!
この勝利によって、今まで悪役扱いされていたライスシャワーへの評価は一変。負けても諦めずに走り続け、怪我を乗り越えて復活した小さな根性馬という評価になりました。
愛された名馬の走る宝塚記念
宝塚記念はファンの投票によって優先出走権が決まります。ライスシャワーはファンの投票数1位となり出走が決定。
体調が微妙だったので陣営は出走を躊躇していましたが、結局出走させることにしたそうです。
そして出走した宝塚記念。3コーナーでライスシャワーは崩れ落ちます。
映像でもはっきりとわかるほど左前足が折れており、もう助からないというのは誰の目から見ても明らかでした。
馬体を動かすことすら出来なくなってしまったライスシャワーはその場で安楽死措置が取られました。
的場騎手はライスシャワーの遺体を運ぶ馬運車に向けて最敬礼をし続けていたそうです。
レコードブレイカーと呼ばれたライスシャワー
こんな娘が
脱いだら腹筋がバキバキに割れてたりすんのか
極限まで削ぎ落とした体に鬼が宿るんやぞ
闇落ちしそう。
大丈夫だろう
ただトレーナーさんの任務に忠実なだけの背後からさしたりするだけの根性ある健気な子だ
ミホノブルボンの三冠を菊で阻止して
メジロマックイーンの春天三連覇を阻止したから
しかもそのあと低迷するからな
ブルボンの三冠阻止、マックイーンの春天三連覇阻止
まあ何でも正義と悪に分けた方が盛り上がるし仕方ないかもしれんが
無敗の三冠馬阻止はがっかりも多かったろうなとは思うけど
三連覇はもう世代交代だって起こるだろと思うだけになあ
限界まで鍛えて勝ってさらに悪役感が強まるとか
その春天を見て好きになっただけに寂しい
ライス単体で見たら小さくて頑張り屋っていう日本人の好きそうな属性なんだけどな
ライスシャワーも所詮はただの馬だからな
馬券を外した恨みは大きいと思うのよ、我々競馬ファンとしては
1番人気背負ってゲートで立ち上がって大幅出遅れして
一瞬で数十億パーにしたのにそんなに嫌われてない馬もいるんだよなあ
謎の葦毛馬「数十億とはヌルイな」
転載元:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/anime/1527255071/
ライスシャワーについて調べてみたら全然悪役じゃなくて不屈の精神を持った競走馬だったんだなって
極限まで削ぎ落とした体に鬼が宿るってCMめっちゃかっこいいよね(´;ω;`)
ライスシャワーもウマ娘の世界なら必ず復帰できるで。でもって、スズカと怪我の苦労話で花を咲かしてほしい