皆さん遂にこの時期がやってまいりました。世界のホースマンの憧れである凱旋門賞がもう間もなくです。発走は日本時間10月6日の23時5分。例え何があってもこの時間は空けておかなくてはなりません。私もこの時間だけはスパイダーマンのミッション消化は休憩です。
これまで数々の名勝負を繰り広げてきた日本馬ですが、皆さんが最も記憶に残っているレースは何ですか?オルフェ凄かったね、エルコンドルパサーも凄かった、どっちのレースも本当に痺れる展開で激アツではあるが、しかし私はナカヤマフェスタの凱旋門賞が特に大好きなので語りたい。
マジで凄い
私と同じく賭け事が大好きなナカヤマフェスタはウマ娘でも絶賛活躍中。凱旋門賞に参加した日本馬と言えばオルフェの連続2着とか、優勝馬は2頭いたと言わしめたエルコンドルパサーとかディープインパクトとかが有名だけども、私はナカヤマフェスタの凱旋門賞がたまらなく好きなのである。同士は沢山いるはずだ。
前評判は良くなかった
ナカヤマフェスタが挑戦した凱旋門賞は2010年。それまでに重賞3勝でそのうちの1勝は宝塚記念を制してはいたものの、皐月賞は8着、菊花賞は12着と精彩を欠くレースも多くて波が激しい馬でした。
という訳でナカヤマフェスタが凱旋門賞に参戦するという一報が出た時は日本の競馬ファンからは「えっ…マジで…?」的な意見が多かった。圧倒的な成績を日本で残してから凱旋門に挑戦するみたいな感じが強いから、そうなるとナカヤマフェスタの成績はいまいち感が否めない。まぁ…記念にね…的な空気が漂っていたのである。
実際に2010年の凱旋門賞のナカヤマフェスタは10番人気。ちなみにこの時の1番人気馬であるベカバッドにはあのルメールが騎乗していました。日本馬は他にも武豊騎手が騎乗したヴィクトワールピサが騎乗。
レースが始まると…!
「ナカヤマフェスタは確かに良い馬だけど負ける時は惨敗だしなぁ…凱旋門賞行ってるみたいだけど多分駄目っしょ…」みたいな空気が漂っていた(多分)にも関わらず!ナカヤマフェスタはこのレースで素晴らしい走りを見せる。素晴らしすぎて感動すら覚えるレベルのレース。
うわあああ惜しいいいいい死ぬほどおしいいいい
最後の直線で完全に抜け出したワークフォースとナカヤマフェスタの壮絶な叩き合い。日本国民は「いける!マジでいける!ぬおおおお!」と思ったでしょう。エルコンドルパサーの時もオルフェの時も思ったアレだ。本当にあと少しだった…最後ちょっと伸びてるから後50mあったら絶対勝ってたと私は今でも酔っ払ったら熱弁してしまう。あと斤量差がなぁ…
ちなみにナカヤマフェスタのパパは彼です。
正直誰も期待していなかったナカヤマフェスタの2010年凱旋門賞。それであれだけの走りを見せる馬と蛯名騎手の素晴らしい騎乗。後1キロ軽ければ絶対勝ってた…絶対だ…と今でも私は酔っ払ったら語ってしまう。
もちろんエルコンドルパサーとオルフェーヴルの凱旋門賞も素晴らしい。何度も動画見てるはずなのに毎回「あっ!これは勝てる!」って思っちゃうもんね。特に私はオルフェーヴルの凱旋門賞は競馬好きで集まって皆で見てて、最後の直線抜け出した時に大盛り上がりになって勝ちを確信して、そこからふぁあああああああ!ってなって、だから今でも鮮明に覚えています。
この動画の人達みたいなリアクションにマジでなったのを覚えています。2分10秒あたりから必見!黄色Tの人が好き。
後ウマフリさんのコチラの記事も素晴らしいので是非チェックしてみて下さい。
ステイゴールド産駒は凄いなぁ