伊藤Pロングインタビュー!
アニメ「ウマ娘 プリティーダービー」のプロデューサーとして知られる「Qrout(くろうと)」代表取締役社長・伊藤隼之介さんのロングインタビューが公開。ウマ娘についてのお話も!一部抜粋してご紹介させていただきます。
伊藤隼之介さんツイッターより
アキバ総研さんに記事をいただきました。GJ部からウマ娘まで、自分の仕事を振り返っています……恥
プロデューサー・伊藤隼之介 ロングインタビュー!(アニメ・ゲームの“中の人” 第32回) – アキバ総研 https://t.co/D0uEP3unm6
— 伊藤隼之介(Qrout Inc.) (@J_ITOH) 2019年6月1日
プロデューサーという仕事
─このたびはご多忙のところ、ありがとうございます。まず初めに、伊藤さんはプロデューサーのお仕事をどう定義していますか?
伊藤隼之介(以下、伊藤) 作品の旗振り役であって、最初のファンであって、お客さんであって、クリエイターさんにとってはいい相談役というところでしょうか。ひと口にプロデューサーと言っても、人によっていろいろなやり方の違いがあります。僕なりに解釈したプロデューサーの仕事というのは、アニメビジネスを司り、監督・脚本家・アニメーターといったクリエイターの方々と、作品を観てくれるお客さんをつなげる仕事。そういう役回りなのかなと思っています。
引用元:https://akiba-souken.com/article/40121/
「プロデューサー=偉い人」というくらいの漠然なイメージしか持ってなかったけど、プロデューサーってこういうお仕事なのか
クリエイターだけでも、プロデューサーだけでもいいアニメは出来ない。沢山の人の想いや努力があってアニメが出来ているんだと思うと、なんていうか………アニメって、いいよね!
「競馬を幸せにする!」ウマ娘企画書
そしてロングインタビューにはウマ娘のお話も!わーいわーい!!
─オリジナル作品の製作で気をつけていることは?
伊藤 アニメの商売ってテレビシリーズでも映画でも、今は2億円以上かかるじゃないですか。小説や漫画にももちろんお金がかかりますが、映像は桁が違います。だからやっぱり、ひとりの人間の1個や2個のアイデアじゃなくて、全く違う3つの企画を組み合わせて作るぐらいのものを出さないと、そういう投資に見合った期待値の作品にはならないと思います。
たとえば、「ウマ娘 プリティーダービー」(2018)はオリジナルに近い作品です。スクラップアンドビルドというか、会議の場でいくつもいくつもアイデアが出されました。あの作品ではシナリオは杉浦さんのPTAという会社でチーム制を組んでもらいました。ディズニー/ピクサー的なやり方ですね。話数をまたいでも、それぞれの脚本家のアイデアがクロスオーバーしています。いくらかうまくいったという手ごたえがあって、作っていておもしろかったです。ちなみに僕は競馬が好きなので、企画書には「競馬を幸せにする!」と書きました。作品の目標としてはふさわしくないですよね(笑)。
引用元:https://akiba-souken.com/article/40121/
ううっ…
今この一瞬でアニメウマ娘の名シーンが走馬灯のように駆け巡りました。7話とか深夜にガチの号泣したからな… うちのネッコもドン引きです
からの8話で「ズーン…」という気持ちになり。9話でトラウマを乗り越えてエルちゃんと一緒にまた泣いて…アニメに振り回されるのたーのしー!
─テーマ曲についてはどうお考えでしょうか? プロデューサーの中には企画が脚本になる前から、曲作りに動く方もいらっしゃるようです。
伊藤 そういうときもありますよね。作品とのシンクロはとても重要だと自分も思います。タイアップのときもバンドやアーティストの方が根本的に持っている作家性を理解して、それと作品の伝えたいことがニアリーな時に初めて、お互いにとっていいものができると思うんです。
「ウマ娘 プリティーダービー」の「Make debut!」も、歌詞を見た時に感動しちゃいましたね。「勝利の女神を夢中にさせる」というフレーズがあるんですけど、本当に名馬というのはそう思わせる力があって、言い得て妙だなと思いました。
引用元:https://akiba-souken.com/article/40121/
お゛お゛っ…
「勝利の女神を夢中にさせる」って本当にいいフレーズだよね!ウマ娘として可愛いし競走馬としてカッコイイし。昨日の安田記念では勝利の女神じゃないけど夢中になっちゃいました。ダノンプレミアムも大丈夫みたいでよかった!
─ご自身で作品のキャッチコピーを考えたりしますか?
伊藤 たまに僕のが世に出ていますね。「ウマ娘 プリティーダービー」のキービジュアルのキャッチコピー、「めざせ、日本一のウマ娘。」とか「黄金色の不沈艦。」とか「世界を駆ける怪鳥。」とかは、奇跡的に全部、自分の案を採用してもらいました。
ただキャッチコピーも、いつも皆で決めています。今作っている「アズールレーン」(未定)も、原作の方と脚本家の方と一緒に案を出し合って決めていますし、なるべく合議的に決めるように意識しています。よくも悪くも、自分のセンスをあんまり信用していないので(苦笑)。
引用元:https://akiba-souken.com/article/40121/
あのキャッチコピーは伊藤Pの案だったのかああああ ウマ娘の躍動感とぴったりで良いよね~!
─息抜きでしていることは?
伊藤 競馬とか、スポーツの観戦です。
(中略)
競馬は息抜きというか、ライフワークです。物心ついた時から好きでいつから興味を持ったのかは覚えていません。ギャンブルが好きというわけではないんですよ。競馬は文化的背景の根深いスポーツだと思うんです。馬なくしてシルクロードもないし、シルクロードがなければ東西文化の邂逅もなかった。産業革命が起こるまでは、人間の最も重要なパートナーだったわけですよね。今は馬が交通手段として必要なくなった時代ですが、それにもかかわらず、競馬というものが残っている。そこにロマンがあって、人と馬の絆が描く競馬の物語は僕たちの心に強く訴えるものがあります。すべてのスポーツ史の中でいろんな感動的な名シーンがありますよね。でも、オグリキャップの1990年の有馬記念にかなうスポーツドラマって、世界中どこにもないと思いますよ。
引用元:https://akiba-souken.com/article/40121/
ロングインタビュー全文は下記リンクからどうぞ!
めっちゃ良いインタビューで泣いた
伊藤Pの尊敬する人の話とかめちゃくちゃカッコイイし熱いな~ 「4つの好き」の話もよき!好きでいるのって大事よね
ウマ娘の続編の話もさらっと出てたね!
わいはいつまでも2期を待ってるで…もちろんアプリも待ってるで!!!!!!
伊藤Pこれからも頑張ってください!
あかん、涙出てきた…