牛だって馬になれる
皆さん知っていましたか?牛だって馬になれるということを。
肉牛M309
馬の調教師だったサビーヌさんは20年間一緒に過ごした馬を亡くし、悲しみにくれていました。
その悲しみは大きく、「しばらくは馬と触れ合うことすら辛い」と馬から離れることにしたサビーヌさんが出会ったのが近くの畜産農場にいた牛たちでした。
そのうちの1頭の牛はお腹に子供を宿しており、やがて生まれるとサビーヌさんとスーパー仲良しになりました。
その仔牛の名前は「M309」。
M309は近い将来、食肉用として処理場へ送られることが決まっていたのです。
M309のいた畜産農場とめちゃくちゃ揉めつつ、なんとか母牛と共にM309を引き取ることにしたサビーヌさん。M309はアストンという名前をもらいました。
あれ?もしかして俺…馬なんじゃね?
そして同じ頃、サビーヌさんは障害飛越競技の競技馬として仔馬のサミーも家族として迎え入れます。
サミーのは障害飛越競技トレーニングを熱心に見つめていたアストン。もしかしたらこの時「あれ?もしかして俺って馬なんじゃね?」と思ったのかもしれない。
サビーヌさんはアストンを調教することを決意。
そして粘り強い訓練を続けた結果、1年後には乗馬ならぬ乗牛が出来るようになり、更に障害飛越競技の技もいくつか覚えてしまうほどに。
おらおらいくぜー!
あらよっと。
こんなん朝メシ前やで。
オソロの馬着(牛着)で雪の中をはしゃぎ回るアストン。多分サミーも「ちょっと走るの遅い馬」くらいに思っているんじゃなかろうか。
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この表情どこかで見たことあると思ったら…
牛だって馬になれる。そんな素晴らしい希望を我々に与えてくれたアストン。
アストンを見ていると、我々もなんとか、こう…どうにかして…ウマ娘になれる。そんな気がしてきますよね。
名無しのトレーナー 2019/03/13(水) 21:12:50
新番組「ウシ娘 ドスコイダービー」牡牛アストン氏、肉屋行きの運命を史上初の乗牛となることで回避。
ウシ娘か…夢広がるなあ(白目)
・△・「良かったです〜♪」