もちろん1着
2019年2月23日、イギリスのリングフィールド競馬場で開催された最終第6Rの3歳クラス5戦(オールウェザー1600m)は単走レースとなり、たった1頭出走したGreybychoiceが勝利しました。
これぞ独走
レースはゲートもない残り1ハロン地点からスタート。ゴールまで15秒ほどで走り見事1着に!!
Greybychoiceは2018年6月ニューマーケットのデビュー戦では9頭立ての9着、7月ヤーマスの2戦目では6頭立ての5着で、それ以来7ヶ月半ぶりとなる出走。
もし他に出走馬がいたらどんな成績だったのか…わからないけどもしかしたら「Greybychoiceくんオールウェザーの怪物説」もあるんじゃないかとニュース投稿者の方は語っています。
だとしたらこれが伝説の第一歩なのかもしれない…
Greybychoiceが今出走!周囲からは声援が聞こえています。
いい走りだ。後ろからは誰も来ていない!後ろからは誰も来ていない!
そして、誰にも追いつかれないままGreybychoice今ゴォォォーーール!!大きな歓声がGreybychoiceと騎手を包み込みます。
The easiest winner of the day in the most controversial race – a walkover for Greybychoice at @LingfieldPark… pic.twitter.com/SrU96MTTtq
— At The Races (@AtTheRaces) 2019年2月23日
観客の方が撮影したっぽい動画の盛り上がりもすごい。
レース後のGeldingと騎手の様子
一体なんで1頭だけで出走?
引用元では「出走取消が相次いたのではなく、元から1頭しか出走馬がいなかった」となっていますが、実際にはレース賞金カットの抗議目的で調教師たちがボイコットを仕掛けた結果、1頭だけの出走となったとの情報も。
このレースでのGreybychoiceの優勝賞金2911ポンド(約42万円)の調教師の取り分は、抗議の意味を込めて全額負傷騎手基金へ寄付されたそうです。
馬に経験を積ませる目的もあったんだとか。
英愛競馬定番の抗議キター()
アリーナレーシング社(ARC)によるレース賞金削減に
抗議するため、調教師達が2月23日(現地時間)に
Lingfield競馬場で開催される2つのレースを総出でボイコット。2つの内、1レースが出走数0で開催中止、
もう1つが1頭立てとなる。 https://t.co/bseVxehe53— 青嶋坂学会 (@damehorse) 2019年2月22日
登録18頭からボイコットで出走1頭になるの図。 pic.twitter.com/Q6FjA3qGKR
— 青嶋坂学会 (@damehorse) 2019年2月22日
Greybychoiceくん1頭でもあんなにしっかり走って… 無事完走おめでとう!これで自信をつけて次のレースに勝っちゃったりして。
Greybychoiceくんのこれからに期待。
ロケットスタートかますローエングリンでこれ見たかった。