引退馬も大活躍!
世界で一番食べられているきのこ、それが「マッシュルーム」!そんなマッシュルーム作りには沢山の馬たちが貢献してくれているのである!
マッシュルームには馬厩肥が必要
マッシュルームは元々、古代ギリシア、古代ローマの時代に馬厩肥などに自然発生したものを食べていましたが、17世紀にフランスで馬の飼育と密接な人工栽培方法が確立。
「シャンピニオン・ドゥ・パリ」というカッコイイ名前で呼ばれるようになりました。
つまり、馬厩肥を使ってのマッシュルーム栽培は伝統的な栽培法!高級レストランでは馬厩肥での栽培にこだわるお店もあるんだとか。馬すごい!偉い!
茨城マッシュルーム生産組合
1979年、12軒の農家によって設立された農業組合法人「茨城マッシュルーム生産組合」。
実は、日本中央競馬会の美浦トレーニングセンターの設立とも深く関わっていたのです!
-マッシュルーム栽培を始めたのは、どのような観点からですか?
中嶋さん 美浦村にはJRAのトレセンがあり、そこでは大量の敷きワラが出ます。そのままでは大量の糞尿公害になってしまう。それをマッシュルームの菌床に利用できないかと考えたのです。敷きワラは栄養価も高く、一括して完熟たい肥化することで、栽培用の菌床になります。
-元々はマッシュルーム栽培は行われていなかったのですか?
中嶋さん 理事長の浅野克己はここが出来る前から栽培していました。設立時には元村長を始め美浦の有志が集まり、組合として栽培を始めたのです。現在は組合員5人ですが菌舎30棟で年間約200トンの生産をしています。茨城はマッシュルームの栽培では全国3位にあります。
引用元:http://www.bannou.biz/topics01/t1-south/post-1242.html
美浦村のマッシュルームプラントと美浦トレセンはこんなに近くにある。
ジオファーム八幡平
茨城マッシュルーム生産組合ではトレセンの馬厩肥を利用していましたが、岩手県のジオファーム八幡平では引退後の馬たちの生活を守るため、馬たちが自然の中で生活しつつ、経済的にも成立するという「持続可能なモデル」として、
・堆肥を利用した農作物栽培
に挑戦!

引退馬とマッシュルームの生産+販売モデルの図
そんな、馬の堆肥を使った野菜づくりの主軸であるマッシュルームがめちゃくちゃ美味しそうでした!
マッシュルームの肉詰め?ノンノン♪マッシュ詰め #八幡平マッシュルーム pic.twitter.com/95rGnh3Pzi
— ジオファーム・八幡平 (@geo__farm) 2015年9月24日
鶏肉のピカタをつくろうかな〜 pic.twitter.com/vkgAtRvOy1
— ジオファーム・八幡平 (@geo__farm) 2016年6月23日
八幡平マッシュルームはこちらから(*´∀`*)https://t.co/7jYfIqKFHZ pic.twitter.com/unwQHP0i0T
— ジオファーム・八幡平 (@geo__farm) 2017年10月23日
引退馬ベルーフ
京成杯(G3)優勝馬でもあり、現在は引退したベルーフがジオファーム八幡平で暮らすことになったそうです。
【ベルーフ移動日が決定
】
ベルーフのリトレーニング卒業の日が、明日8/29に決まりました!
環境に慣れましたら、ジオファーム八幡平さんで「ふれあい・見学」公開となります
TCCマーケットでのマッシュルーム販売と合わせて鋭意準備中。皆さまへサービスお届けまであと少し!
どうぞお楽しみに? pic.twitter.com/Xq9PSREM8O— 引退馬ファンクラブ TCC FANS (@FanClub_TCC) 2018年8月28日
引退馬についてはこんな取り組みもされているんですねー、知らなかった!
馬ってカッコイイし速いし可愛いし癒やされるし、それでいて更に我々に美味しいマッシュルームまで提供してくれるなんて…なんてことだよ。
これからもっと引退馬が元気に活躍出来る場所が増えるといいな!
ふむ、ではトレセン学園の近くで作られるマッシュルームは……