エルコンドルパサーのサイドストーリーが公開
アニメ版 第18回「ぱかラジッ!~ウマ娘広報部~」が配信され、アニメ第5R、ダービーのサイドストーリーが公開となりました!
サイドストーリー部分を文字に起こしてみました!(画像はイメージです)
ぱかラジッ!
【アニメサイドストーリー第5R配信開始!】
ぱかラジッ!にてサイドストーリー第5Rが配信開始!
ダービーを目前にウマ娘たちが猛特訓! 彼女たちがダービーに込めたそれぞれの想いとは…?
ぜひお聴き下さいね♪https://t.co/Ou3KdCpP7q #ウマ娘 pic.twitter.com/typ6E1PhGN— ウマ娘プロジェクト公式アカウント (@uma_musu) 2018年8月3日
サイドストーリー第1~3R
既に配信されたサイドストーリーの内容&動画はこちらとなっています。
◆第1R「走りたいように!」
サイレンススズカが<スピカ>に入る少し前のお話。 勝つ使命を受けた<リギル>のトレーナー、東条ハナ。 自由に走りたいと思うサイレンススズカ。 二人の出した答えとは…
◆第2R「目指せ!デビュー!」
デビューを目指すウオッカとダイワスカーレット。 デビューに向けて二人はトレーナーにアピールする作戦を行うのだが…
◆第3R「ふたつの星」
トウカイテイオーが<スピカ>に入る前のお話。 シンボリルドルフのことが大好きなトウカイテイオーは なぜ<スピカ>に入ることを決断したのか…
◆第4R「わたしのレース」
高知競馬場で活躍するハルウララのお話。(動画はまだアップされていないようです。文字起こしはこちらからどうぞ!)
第5Rサイドストーリー「ダービーに出るということ」
カシャッ カシャッ(カメラのシャッター音)
司会「えー、そろそろ取材を開始させていただきます」
おハナさん「エルコンドルパサー。今日はお前がナンバーワンであるということを取材陣に知らしめてくるんだ」
エルコンドルパサー「了解デース!ターフを舞う怪鳥として羽ばたいてみせマース!今朝、会長にも快調そうだなって言われて…」
スペシャルウィーク「ううう…」
セイウンスカイ「スペちゃん、どうしたの?」
スペシャルウィーク「う、わうわわ、私、こんな取材とか初めてで、一体何を話せばいいのやら」
セイウンスカイ「うーん、まあ思ったことをそのまま話せばいいんじゃないかな?」
スペシャルウィーク「思ったこと…?」
セイウンスカイ「そうそう。…エルコンドルパサー、恐るるに足らず…とか」
スペシャルウィーク「そ、そんなこと思ってないよー!」
セイウンスカイ「へぇ~。それじゃあ、私のことは恐るるに足らず?」
スペシャルウィーク「う、うえぇー!そんなことあるわけないよ!2人ともすごいのにー!」
セイウンスカイ「へへへへへ!プロレスみたいに盛り上がって楽しそう…」
トレーナー「何遊んでんだアイツは」
おハナさん「…ねぇちょっと」
トレーナー「お、どうしたのおハナさん。もしかしてスパイ?」
おハナさん「バカなこと言わないで。ねぇ、あなたのチームの子って、スペシャルウィーク以外に連れてきてる?」
トレーナー「あー、ゴルシは勝手についてきてるけど…」
おハナさん「そうよね。とすると…」
トレーナー「どうかした?」
おハナさん「いえ。さっき、取材会場入りしているウマ娘は5人ですよねって確認されたから…」
トレーナー「5人?あ、もしかしておハナさんがウマ娘だったり…あっはっはっはっはっは!!」
おハナさん「アンタの下らないギャグは、いつ聞いても腹が立つわね…」
おおーっ!(歓声)
司会者「それでは、取材を開始させていただきます。まずはチームリギル所属、エルコンドルパサーさん」
おハナさん「勝利宣言してくるわ」
トレーナー「それはこっちのセリフ」
記者「エルコンドルパサーさん、今のお気持ちはいかがですか?」
キングヘイロー「どうしてこのキングヘイローが取材の場に呼ばれていないのよ…!この雪辱、絶対ダービーで晴らしてみせるわ!」
第5R「ダービー出るということ」
タイキシャトル「エルコンドルパサー、ソーファースト!」
エルコンドルパサー「もう一本、お願いしマース!」
タイキシャトル「ワタシモデース!イキマスヨー!」
おハナさん「すごいやる気だな」
タイキシャトル「エル、今日ハスッゴイパワフルデスネー」
エルコンドルパサー「だって、ダービーは一生に一度!私、ダービーに出られるって思ってなかったから…やる気が漲ってるんデース!」
タイキシャトル「イイデスネ!…でも、スペちゃんはワタシと走った時よりも早くなってマース。湯船快適デース!」
エルコンドルパサー「はいっ!」
キングヘイロー「よくは聞こえないけど…何か間違った日本語を話している気がするわ。しかし、ルドルフ会長まで協力していようとは、やはり私の最大のライバルはエルコンドルパサーで間違いないようね」
タイキシャトル「オー!コンナトコロデナニシテルデスカー?」
キングヘイロー「ううわぁっ!」
キングヘイロー「はぁ…はぁ…危なかったですわ…。キングの名を持つ者がスパイをしているなんてわかったら…お母様に何を言われるか。しかし、それにしても…この階段はどこまで続いてるのよ!これでスピカの練習場所が間違っていたら…」
~回想~
取り巻きウマ娘「キング様、スピカは最近ここにいるという情報が!
キングヘイロー「ふふふ!いい仕事をするじゃない!キングは嬉しいわ。
取り巻きウマ娘「ありがとうございます!
キングヘイロー「おーっほっほっほっほ」
キングヘイロー「あの子たち、お仕置きですわ!」
トレーナー「スペ、上がってこーい!」
スペシャルウィーク「はい!」
キングヘイロー「あの声は!」
ガササッ(茂みに隠れる)
トレーナー「さっきよりペースが2秒遅い!
スペシャルウィーク「はい!」
トレーナー「ゴールが3秒遅かったら、10本追加だ!」
スペシャルウィーク「は、はいっ!」
タッタッタッタッ(走る音)
キングヘイロー「スペシャルウィークはこの坂道を何本も…」
ファイオー、ファイオー(夕暮れ時の練習声)
キングヘイロー「この辺りのはずですわね…。みんな、あんなに必死にダービーに向けて特訓を…なのに、私は…」
セイウンスカイ「ねぇ、何してんの?」
キングヘイロー「わあああっ!な、ぬぬぬっ、セイウンスカイー!?」
セイウンスカイ「んふー。やっほー!」
キングヘイロー「ぐ、偶然ですわね!このようなところで」
セイウンスカイ「んん…?偶然~?」
キングヘイロー「も、もちろん偶然ですわ!…偶然といえば、偶然だけど…あなた、ダービーに向けて何をしているの!?」
セイウンスカイ「ええー?直球だなあー」
キングヘイロー「仕方ないでしょ…私はあなたたちのように3番人気までに入れなかった。そんな私が1着になるには相手の出方を知る必要があるのよ!」
セイウンスカイ「私だって…余裕なんてないよ。スペちゃんもエルちゃんもどんどん力を付けてる。でも私だって、一生に一度のダービーには勝ちたい。キングだって、勝ちたいからスパイしてるんでしょ?」
キングヘイロー「ス、スパイだなんて!…いえ、スパイ…ですわね…」
セイウンスカイ「あのさ、私は別にそれが悪いって言いたいんじゃないよ。勝つためならなんだってする。奇策も仕掛けも大事な要素。キングもさ、一生懸命なだけでしょ」
キングヘイロー「あ、あなた何を偉そうに言ってるのよ!」
セイウンスカイ「ね、一緒に走らない?」
キングヘイロー「はぁ!?」
セイウンスカイ「エルちゃんとスペちゃんにすんなりと勝たせるつもりはないし。それに、キングが本番でいい走りしたらさ」
キングヘイロー「いい…走り?」
セイウンスカイ「展開が読めなくなって、私がパッてゴールに飛び込めるかもしれないでしょ?私、混戦の方が得意なんだよねー」
キングヘイロー「ちょっと!私あなたの為に塩を送るつもりはないんだけど!」
セイウンスカイ「ふふふ!怒らない怒らない。ま、みんな同じ条件なんだしさー、一生に一度。頑張ろうよ!…それじゃー」
タッタッタッタッ(走るセイウンスカイ)
キングヘイロー「ちょ、ちょっと待ちなさい!あなた今私を誘って…ちょっと!なんで全力なのよー!」
タッタッタッタッ(セイウンスカイを追いかけるキングヘイロー)
タイキシャトルちゃん湯船快適って全力で間違ってましたね~ そしてそれに一切気づかないエルちゃん。
今回はお嬢とセイウンスカイちゃんのサイドストーリーって感じでしたが、ダービーにこんな裏話があったんですね…お嬢とセイウンスカイちゃんのコンビいいですね!良すぎて泣きそう。
本当ウマ娘って全員いい子だから困る。トレーナーの涙もわかりますよね!全員に勝ってほしいっていう…
強引な耳ピト
ヘイローお嬢の取り巻きちゃんたちも登場したか