プールでもトレーニング
競走馬のトレーニングと言えば走ることですが、プールでの調教も行われるようです!
毎日毎日暑いので、馬たちの涼しそうなプール調教についてご紹介させていただきます!
プール調教について
始まり
競走馬に対するプール調教が取り入れられたのは1955年、アメリカ・カリフォルニアとフロリダにプールが作られたことが初めだとされているそうです。
日本でプールが取り入れられたのは1975年、福島県いわき市の「競走馬リハビリテーションセンター」内にある施設で、骨折や屈腱炎などの故障をしてしまった馬の療養目的でした。
そして1988年に栗東トレセンにプールを新設。直前プールに秒速1.5秒の水流をかけることでトレーニングにも利用されるようになりました。
調教メニュー・効果
流水の水圧で胸が圧迫され呼吸は深くて激しいものになるため、それにより肺機能が高められ、循環血液が促進され、心臓の機能が強化されます。
分速75メートルの泳ぎが陸上の1ハロン(200メートル)15秒に相当。呼吸に対する負荷が大きく、低酸素運動に近い効果が期待できるとのこと。
円形を2、3周もしくは直線2回というのがオーソドックスな調教メニュー。
プールの大きさ
美浦トレーニングセンターの競走馬スイミングプール(1991年開設)は1周約50メートルの円形プール、全長約40メートルの直線プールの2つがり、どちらも水深約3メートル。馬は脚がつくと泳がないため、馬が立っても脚がつかない深さになっています。
水道代
美浦トレーニングセンターのプールは、
・直線プール…210立法メートル
・円形プール…630立法メートル
の保有水量となっており、清掃・メンテナンスは休日以外毎日行われます。年1、2回水の入れ替えが行われ、水道代は施設全体で月額約100万円。
馬にカナヅチは居ない?
人間で言うカナヅチは動物にはいないと言われていますが、美浦トレセン業務課の斉藤博志さんによれば「ごくまれにおぼれそうになる馬がいます」とのこと。
そのため、プールに入る時の誘導はゆっくりと静かに行われるそうです。
ミナレットはプールが大好き!
厳しいトレーニングでもあるプール調教(美浦のプールでは年間延べ1万2000頭の馬が利用)ですが、リフレッシュも兼ねているとのことで、中にはプール調教が大好きな馬も!
大和田調教師によれば「ミナレットはいつも喜んでプールに入っていきますね。まるでダイブするように入ります」とのこと。
引用元:http://race.sanspo.com/keiba/news/20150825/etc15082505030001-n4.html
プール調教動画
Youtubeでみつけたプール調教動画を貼っておきます!
馬に引きずり込まれてしまった調教師さんも…
名無しのトレーナー 2018/07/17(火) 13:13:57
ちなみに水着で出ていたのはどうやら当時画期的な調教法だったプール調教で鍛えられていたのが由来(某お馬さん調べ)。名無しのトレーナー 2018/07/17(火) 15:04:50
ヒシミラクル「ゴボゴボ」名無しのトレーナー 2018/07/17(火) 17:28:39
ヒシミラクルのプール調教、必死でかわいい
本人は辛いんだろうけどw名無しのトレーナー 2018/07/17(火) 21:58:37
ミラクルはどんな調教も一生懸命な子なんだよ。ただし坂道は白目剥いてロデオ状態になるのがねρ(・ω・、)名無しのトレーナー 2018/07/18(水) 01:32:57
これ調教師も割と危なくねえかと思って調べてみたら、案の定いきなり潜水を始めた馬に引きずり込まれた事例があった上に、犯人はステゴだった。
やっぱアレ妖怪が何かのたぐいなんじゃねえかな?名無しのトレーナー 2018/07/18(水) 05:44:25
阿寒湖ゆえ致し方なし
頂いたコメントを元に記事を作成させていただきました。いつもコメントありがとうございます!
プール調教なんてあったの知らなかった~ 調教だけじゃなくてリハビリにも使われてたって、人間と一緒ですね!
ていうか動物の中でカナヅチなのは人間だけなのか…
オグリは泳ぐの下手くそで、鼻まで水が使ってあっぷあぷして溺れかけてたとか
そのせいだと思うんだけど、プールが大っ嫌いって話を聞いたことある
……温泉は好きなのか気持ちよさそうな顔してたけどw