【ウマ娘】アニメではギャグキャラだけどテイエムオペラオーはガチで覇王

コメント

1. 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 18:08:53 返信

   有馬記念でボコボコにいじめられても執念で勝つオペラオーはガチ覇王

   • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 20:17:23 返信

     基本的に「ワルい娘」がいないウマ娘の世界観だと、オペラオー……というより、“お気に入りのリュック”に向けられた嫉妬やら何やらドロドロした負の感情は描き辛いよね

     あの有馬を描くのなら、避けて通れないんだけど

     • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 20:24:11

       20代前半の青二才が最強馬に乗っている
       しかもそれが◯台の紐付きでないから大半の馬主アンド騎手からしたら目の敵にされたのよな

     • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 20:40:47

       のちに和解したけど、当時は同じ関西の武豊すら、和田に挨拶されても無視したりしてた。関東勢からは、もう指名手配の扱い。

       ストレスとプレッシャーで吐きまくって、体重30kgに近い廃人状態の和田を背負って、年間無敗。

2. 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 18:12:40 返信

   1999年までは善戦マンだったからね、んでこのアニメは1999年有馬かドリームレースで〆だろうからオペの栄光の年は描かれない

3. 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 18:20:19 返信

   99京都大賞典の「“マークする相手”を間違えた」ギャグは、実は深い。

   翌00年、“マークする相手”を間違えるウマ娘は、誰一人もいないのだから。JCで初来日のウマ娘でさえ、間違えようが無かった。

4. 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 18:28:38 返信

   2000年のオペラオーはマジで無敵だった
   そして毎回負けるドトウちゃんという様式美

   • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 18:41:48 返信

     でも同世代の他のウマ娘からしたら、ドトウちゃんも強過ぎて絶望を覚えるレベル

     • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 18:53:14

       そこなんだよね
       ドトウちゃんって恐ろしい程強いんだよね。ただ同じ時代に覇王がいたというだけで

     • 名無しのトレーナー 2022/04/17(日) 20:44:39

       ドトウという異次元の怪物と競り合って勝てる化け物。
       競り合いに強いのと前の馬を標的にする性質で勝ったとか絶望通り越して諦観でしょ…。

5. 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 18:45:50 返信

   オペラオーは衰えからの世代交代にも美学があるけどアニメの世界だと衰えとか無さそうだからずっと強いラスボスの覇王が居続けることになりそう

   • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 19:07:26 返信

     スペグラエルの世代はおろかその前の世代も現役という事を忘れている

6. 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 18:48:48 返信

   2000年の有馬記念見たけどマジですごいな、ナリタトップロードも実装してほしいね

7. 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 18:53:40 返信

   アニメ化したらドトウちゃんが勝つシーンで泣く自信がある

8. 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 18:55:34 返信

   凱旋門のモブで映ったファンタスティックライトが、やる気の無いデザインでしょんぼり

   「アメリカ生まれイギリス育ち、強そうなウマはだいたい友達」って感じで、モンジューとはまた違った味のあるウマなんだけどね

   日本チャンピオンに「クレイジーストロング！」とハイタッチを求める姿も爽やかw

   • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 19:09:07 返信

     凄い馬なんだけど、オペとキンイロリョテイちゃんのせいで日本だとあんまり強敵感がないんだよね。

   • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 19:36:25 返信

     ファンタスティックライトを世界イチ過小評価してる国は、日本で間違いないわ。

     凱旋門でブロワイエとエルコンに30バ身ブッちぎられた悔しさからスタートして、「世界イチのウマ娘」を目標に世界中の強敵と戦って成長を続けて、最後はあの最強ガリレオに芝レースで唯一の勝者になるとか、実はかなりの主人公属性。

9. 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 18:56:30 返信

   オペラオーちゃんたまに男の娘に見えちゃう

10. 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 19:19:53 返信

    オペラオーの本気も見たいすなあ

11. 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 19:30:55 返信

    偉大なる先輩二人の背中？横顔くらいまでは行ったか？を見て
    勝つということはこういうことなんだと理解して覚醒するオペが見たいです

12. 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 19:54:54 返信

    オペラオーといえば、あのホノボノした表情の写真好き

    • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 19:59:49 返信

      んー？呼んだー？

      

      • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 21:21:42

        こんな温厚な顔してたのか…！

      • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 21:46:39

        引退後のオペの表情豊かさは、アイドル写真集並

        ワイに絵心があったら、ウマ娘で再現絵を描きまくりたい

13. 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 20:21:41 返信

    オペラオーは上の世代に一度も勝てなかったのがなー
    エルスペが引退してから覚醒されてもね
    っていう感じで当時の評価は今ひとつだった
    タイムも遅いし辛勝ばっかりだったし

    • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 20:26:37 返信

      1999年は年間10戦とか言うえげつないローテと鞍上のせいだと思うよ。

      • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 20:36:03

        3歳秋が、京大→菊→ステイヤーズ→有馬とかいう意味不ローテwww

        そりゃ「手抜きできる時に手抜きしなきゃ、カラダが保たねーよ」って学習するわなw

    • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 20:29:17 返信

      それを言い出すと、エルグラはともかく、スペちゃんもキツいぞ

      エリ女3着から中1週のクソローテ5歳牝馬に、ダービーと同じ舞台で先着されるって・・・

    • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 22:55:15 返信

      スペには京都、グラスには宝塚で勝ってるんですが。オペラオーにケチをつけるあなたに関係者の言葉を送ります。シンボリルドルフを育てた野平氏「オペラオーはシンボリルドルフを越えたと言われても反論できない。」「リボーやミルリーフに匹敵する」「馬上が若手でなければ三冠は確実だった」タイキシャトルで有名な藤沢氏「オペラオーの強さを理解できない人は他のギャンブルにいったほうがいい」事実として、史上唯一のグランド...全て読む

      スペには京都、グラスには宝塚で勝ってるんですが。オペラオーにケチをつけるあなたに関係者の言葉を送ります。シンボリルドルフを育てた野平氏「オペラオーはシンボリルドルフを越えたと言われても反論できない。」「リボーやミルリーフに匹敵する」「馬上が若手でなければ三冠は確実だった」タイキシャトルで有名な藤沢氏「オペラオーの強さを理解できない人は他のギャンブルにいったほうがいい」事実として、史上唯一のグランドスラム達成馬なんですよ。希代の名馬を素直に評価できないとは残念です。

      • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 23:08:44

        まぁまぁ、そこまでカリカリせんでもw
        アンカツも言うとったで。
        「オペラオーは、ここ10年で見ても、頭一つ抜けて強い。あの馬が引退して何年か経ったら、みんなにも理解るようになる」

14. 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 20:25:25 返信

    お気に入りのリュックを背負って勝っていたってのが後々評価された

    • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 20:56:51 返信

      オペが引退してからも評価を上げ続ける騎手の鑑。
      はよＧ１勝って墓前で良い報告してやれや。

15. 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 20:48:36 返信

    オペラオーはグラスにもスペにも先着してるぞ

    • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 21:00:10 返信

      「惨敗はノーカン、惜敗は実力負け」っていう競馬板の風潮は、アンチオペラオー勢が根付かせた伝統やからねｗ

16. 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 22:12:08 返信

    武豊クラスがのってたらクラシック三冠もあったかもだし、G1を10個は獲れていたはず。

    • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 22:19:54 返信

      3冠してたら宝塚記念から欧州に行ったんじゃないかな？

    • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 22:24:53 返信

      武がのってたら3冠馬にはなれても世紀末覇王は無理だった

    • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 22:30:30 返信

      木主の意見に異存は無い。

      でも「年間無敗のグランドスラム」は、オペラオー自身がペースを主導できた、“お気に入りのリュック”じゃなきゃ、無理だったと思う。

      もし武豊だったら、どっかでキタサン宝塚みたいな疲労負けをしてたんじゃないかな。
      それは、むしろ武豊がスゴ腕であるがゆえに。

17. 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 22:20:18 返信

    メイショウドトウ「救いは無いんですか！」

    • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 22:35:04 返信

      ラスカル・オースミ「」

    • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 22:37:39 返信

      エアシャカール「」
      アグネスフライト「」

18. 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 22:26:14 返信

    ラストランの有馬がはじまる前、夕日に反射して金色に輝くオペラオーを見て、こりゃ負けるわけないわ～、と思ったものでした・・・＾＾

    • 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 23:42:48 返信

      覚醒後の王者の風格ハンパなかったわ

19. 名無しのトレーナー 2018/06/06(水) 23:47:40 返信

    450: ウマ娘まとめ 2018/06/06(水) 09:02:10.95 ID:qWv/nFk1d.net
    世紀末にはメイショウドトウが例の切り株の脇にテント立ててトプロとキャンプ始めるアニメになる。
    最後は切り株の中に住み始めるから。

    ↑from 00宝塚レース後 to 01宝塚レース後の、5分×全6話ミニアニメで観たいわ。割とマジでｗ

    • 名無しのトレーナー 2018/06/07(木) 22:12:00 返信

      ドトウとトプロがゆるキャン△するってマジ？

20. 名無しのトレーナー 2018/06/07(木) 01:12:40 返信

    有馬の包囲網からのハナ差圧勝は何度見ても鳥肌

21. 名無しのトレーナー 2018/06/07(木) 01:34:48 返信

    年間無敗だけど辛勝ばかりと文句を言うやつらは多いが、そいつらいわくの「しょせん辛勝」ですらG1の5勝含む年間無敗できるきてるやつがオペラオー除き空前絶後な時点で実力は否定しようがない
    レース毎でみた瞬間最大風速ならもっとやばいやつはそりゃいるけど、年間通じて勝ち続けることは別の次元の問題

    • 名無しのトレーナー 2018/06/07(木) 01:39:59 返信

      ベストパフォーマンスの1レースなら、ブライアンやグラスやオルフェはオペラオーに勝てるだろうけど、それじゃあオペの代わりに出走して、2000年に同じ成績を上げろって言われたら、絶対無理だわｗ

22. 名無しのトレーナー 2018/06/07(木) 02:49:14 返信

    何気に４歳以降の全レース、上がりタイム３位以内。
    包囲網作られてこれだけの上がりタイムを出せる馬が他にいるのかね？

23. 名無しのトレーナー 2018/06/07(木) 09:37:46 返信

    オペラオーもそうだしドトウやトップロード含めたこの世代3強がみんな経験浅い若手騎手で乗り代わりも殆どなかったのよね
    馬主が調教師を信じて強い馬にも若手騎手を乗せて育ててくれてた最後の時代だったかもしれない

24. 名無しのトレーナー 2018/06/07(木) 12:37:40 返信

    耳飾りが、それぞれ、天皇賞春・秋、グランプリ春・秋。
    王冠が、ジャパンカップ。
    指輪が、前哨戦G2で3勝。
    以上、年間8戦全勝、ってキャラデザかな。

    ウマ娘の皇帝ルドルフは紳士的だけど、本来なら、タメ口を聞いても許されるウマは、ごく僅か。その数少ない内の一人だろうね。

    

    • 名無しのトレーナー 2018/06/08(金) 01:17:30 返信

      いいキャラデザしてるよねオペラオー

25. 名無しのトレーナー 2018/06/07(木) 14:55:42 返信

    和田って7話のスペがスズカの脚を支えた元ネタになったカリズマティックの息子（ワンダーアキュート）に乗って2012年のJBCクラシックと2015年のかしわ記念に勝ってるけど、やっぱJpn1だから誰も触れないよなあ…

    • 名無しのトレーナー 2018/06/07(木) 15:55:43 返信

      ファッ！？
      ワンダーアキュートって、そんな血統なん！？

      • 名無しのトレーナー 2018/06/07(木) 16:44:32

        カリズマティックは種牡馬としてアメリカで2シーズン供用された後日本に入ってきましたからねー（JRA購入、軽種牡馬協会供用） 日本ではダート中心にそれなりに活躍馬出してて、ワンダーアキュートが唯一地方交流Jpn1を勝った そのワンダーアキュートも今ではカリズマティックの後継種牡馬としてそれなりにやっていってる感じ（種付け頭数20頭前後で推移） カリズマティックは種牡馬引退後アメリカに戻ったけど、それ...全て読む

        カリズマティックは種牡馬としてアメリカで2シーズン供用された後日本に入ってきましたからねー（JRA購入、軽種牡馬協会供用）
        日本ではダート中心にそれなりに活躍馬出してて、ワンダーアキュートが唯一地方交流Jpn1を勝った

        そのワンダーアキュートも今ではカリズマティックの後継種牡馬としてそれなりにやっていってる感じ（種付け頭数20頭前後で推移）

        カリズマティックは種牡馬引退後アメリカに戻ったけど、それから間もなく亡くなったみたいですね

26. 名無しのトレーナー 2018/06/07(木) 15:32:17 返信

    偉大な馬だけど唯一残念だったのは海外のレースを走る機会がなかった事かな
    欧州血統で雨の重馬場をものともしないパワーもあったから走ってたらどうだったんだろうというIFが残った

    • 名無しのトレーナー 2018/06/07(木) 18:02:44 返信

      オペが国内を全クリしたからこそ、以後の現役最強古馬が、迷うことなく海外に行けるとも言える。ディープ級の馬でも、00オペ超えは物理的に無理だし(年間重賞9勝無敗なんて狙う意味が無い)。

      99エルコンドルパサー凱旋門賞２着
      00テイエムオペラオー古馬王道制覇

      日本競馬は、未だこの2頭の影響下を脱していない、っていう。

      • 名無しのトレーナー 2018/06/07(木) 23:17:15

        11ヴィクトワールピサ ドバイWC勝利
        12ロードカナロア 香港スプリント勝利
        この辺は不可能が可能に変わった点で並ぶと捉えている

27. 名無しのトレーナー 2018/06/07(木) 23:10:17 返信

    netkeibaで追悼メッセージ募集してたけど「和田とオペラオーへ」ってのがこの馬らしいなぁって思った

    http://news.sp.netkeiba.com/?pid=news_view&no=138145

    • 名無しのトレーナー 2018/06/08(金) 00:57:12 返信

      ・・・なんつーか、ホント、二度と現れない名馬だわ、うん
      あまりにも完璧に「20世紀最後の名馬」だもん
      最強議論とかを超越した、偉大さがある

      献花＆記帳は今週末までだね

28. 名無しのトレーナー 2018/06/08(金) 01:24:52 返信

    シンザン以前に「五冠馬」という概念は、存在しなかった。
    テイエムオペラオー以前に「グランドスラム」という概念は、存在しなかった。

    何故なら、そんなことが実現できるなんて、誰も想像したことさえ無かったから。

    真に偉大な存在は、人の想像力を凌駕する。

    • 名無しのトレーナー 2018/06/08(金) 02:07:16 返信

      そして日本競馬史上、グランドスラムを達成した馬はオペラオー以外に存在しない
      3200を、2200を、2000を、2400を、2500を勝てる馬が出てくるまであと何十年かかることやら

      • 名無しのトレーナー 2018/06/08(金) 09:42:03

        距離の幅から言えばキタサンブラックも勝ったけど
        武豊の宝塚で負けたときの「全部勝つというのは本当に難しい」というセリフが全てだよな

      • 名無しのトレーナー 2018/06/08(金) 13:43:17

        武ののりかたで全部勝つのはとくになあ・・・

      • 名無しのトレーナー 2018/06/08(金) 13:51:22

        サブちゃんは海外遠征に消極的だったし、それならそれで、世紀末覇王に挑んでみるかって気持ちはあったろうな

        「全部勝つって、難しいですね」

        インタビューを終えて控え室へ去り際にポツリと漏らした、っていうシチュエーションがまた、画になるジョッキーだよ武豊はｗ

29. 名無しのトレーナー 2018/06/08(金) 14:31:43 返信

    偉い人 「テイエムオペラオーは、素晴らしい素質を持ったウマ娘だよ・・・それを預かるのが、君のような未熟者では、宝の持ち腐れだとは思わないかね？」 トレーナー 「・・・ッ・・・」 オペラオー 「ッ、フザけるな！お前なんかに、いったい何が分かるんだ！」 トレーナー 「お、おい！？」 オペラオー 「ボクのトレーナーを！ボクの認めたトレーナーを！バカにするなぁ！」 トレーナー 「オペラオー！いいから！」 ...全て読む

    偉い人
    「テイエムオペラオーは、素晴らしい素質を持ったウマ娘だよ・・・それを預かるのが、君のような未熟者では、宝の持ち腐れだとは思わないかね？」
    トレーナー
    「・・・ッ・・・」
    オペラオー
    「ッ、フザけるな！お前なんかに、いったい何が分かるんだ！」
    トレーナー
    「お、おい！？」
    オペラオー
    「ボクのトレーナーを！ボクの認めたトレーナーを！バカにするなぁ！」
    トレーナー
    「オペラオー！いいから！」
    オペラオー
    「ボクは！・・・ボクらは！もう負けない！ボクらを見くびるなよ！！！」

    • 名無しのトレーナー 2018/06/08(金) 16:46:49 返信

      おハナさんのトレーニングに限界を感じて新人同然のトレーナーを逆指名したは良いものの、プライドをかなぐり捨てて1からトゥインクルシリーズを事を教えながら二人三脚でグランドスラムを目指すとか思うと胸熱

    • 名無しのトレーナー 2018/06/08(金) 17:10:03 返信

      トレーナーに尽くす属性パねぇw

    • 名無しのトレーナー 2018/06/08(金) 17:19:39 返信

      そのトレーナーオペが引退した後は一回もG1勝てなさそう

      • 名無しのトレーナー 2018/06/08(金) 17:34:01

        JBCクラシック、かしわ記念とjpn1なら勝ってるんだけどなぁ。ホントにG1が勝てない

      • 名無しのトレーナー 2018/06/08(金) 20:53:14

        嫁が18億稼ぐなら専業主夫になってもええ

    • 名無しのトレーナー 2018/06/08(金) 18:57:43 返信

      オペが涙目になりながら叫んでるシーンが想像できるし、負けない宣言がくっそカッコいい演出されるのがわかるわ

    • 名無しのトレーナー 2018/06/08(金) 21:41:35 返信

      おお、これアニメで見たい気もする・・・。オペラオー主役だったら入れたいなあ、このシーン。

    • 名無しのトレーナー 2018/06/08(金) 22:08:36 返信

      トレオペは原作が最大手

    • 名無しのトレーナー 2018/06/08(金) 22:23:35 返信

      やべえ泣きそうになった
      めっちゃ続き読みたいこの小説

30. 名無しのトレーナー 2018/06/08(金) 19:32:03 返信

    オペラオーはスゲー評価低かったよな
    顕彰馬投票も一年目は落選してるし

    • 名無しのトレーナー 2018/06/08(金) 20:40:32 返信

      オペ落選はヒドかった。完全に一年の無駄遣い。
      競馬板じゃアンチさえ呆れてた。
      「JRA主催の古馬G1の価値を、JRAが否定しやがった」って。

      • 名無しのトレーナー 2018/07/21(土) 16:28:53

        あれは記者投票というか当時の老害が悪い 20世紀末までの選考委員会形式ならオペはもちろんエルコンやらもとっとと抜けてたろ タケシバオーなんてG1級1勝しかないだけじゃなくて繁殖や米遠征も後の役に立ってないと判断されたから選考委員会時代にも候補にならなかったのにしつこいの何の まあ、オペアンチや昭和の、それも古い時代を称えりゃ玄人みたいな勘違い逆張りにしてみれば そういう固定票を退けてこそ顕彰馬とか...全て読む

        あれは記者投票というか当時の老害が悪い
        20世紀末までの選考委員会形式ならオペはもちろんエルコンやらもとっとと抜けてたろ
        タケシバオーなんてG1級1勝しかないだけじゃなくて繁殖や米遠征も後の役に立ってないと判断されたから選考委員会時代にも候補にならなかったのにしつこいの何の

        まあ、オペアンチや昭和の、それも古い時代を称えりゃ玄人みたいな勘違い逆張りにしてみれば
        そういう固定票を退けてこそ顕彰馬とか言うんだろうが

        記者投票形式にした最初から顕彰馬制度が始まった1984年以前の引退馬は選外にしていなかった、
        せめてオペの前にエルコンが引っ掛かった時点で対処してなかったという点でJRAが愚図というのは老害じゃなくてJRAの落ち度だなあ

31. 名無しのトレーナー 2018/06/08(金) 23:00:35 返信

    伊達にメインビジュアルでスペ、スズと共に並んでいないんだ。スペスズの作った道を進んでいったのがオペラオーだからね

32. 名無しのトレーナー 2018/06/09(土) 00:04:18 返信

    オペラオー 「・・・ボクは、レース中だったと思うんだけど。ここはどこで、アナタは誰だい？」 ？？？ 「ククク・・・大欅の世界へ、ようこそ。私の名前かい？そうだねぇ、人には『魔物』と呼ばれたりするよ」 オペラオー 「へぇ、そう・・・アナタが、あの」 欅の魔物 「御存知なら、話が早くて、助かるよ」 「さぁ、選ぶがいいさ！」 「勝利の栄光を、失格の奈落へ突き落とされるか？」 「ファンの期待を裏切る、ブザ...全て読む

    オペラオー
    「・・・ボクは、レース中だったと思うんだけど。ここはどこで、アナタは誰だい？」
    ？？？
    「ククク・・・大欅の世界へ、ようこそ。私の名前かい？そうだねぇ、人には『魔物』と呼ばれたりするよ」
    オペラオー
    「へぇ、そう・・・アナタが、あの」
    欅の魔物
    「御存知なら、話が早くて、助かるよ」

    「さぁ、選ぶがいいさ！」
    「勝利の栄光を、失格の奈落へ突き落とされるか？」
    「ファンの期待を裏切る、ブザマな走りを晒すか？」
    「それとも、その競技生命もろとも、オシマイにしてやろうか！？」
    「さぁ、泣け！喚け！泣いて慈悲を請えば、少しはマシな選択肢を与えてやっても－－」

    オペラオー
    「－－ひざまずけ」
    欅の魔物
    「・・・は？」
    オペラオー
    「ひざまずけ！ひざまずいて、詫びろ！」
    欅の魔物
    「んな！？（ガクッ）」
    オペラオー
    「お前は、ボクの友人を泣かせた！ボクはお前を、許さない！」
    欅の魔物
    「ぉ、お、お、うぉぉぉぉぉ！？（ミシミシベキベキ）」
    オペラオー
    「だから、ひざまずいて、詫びろ」

    「－－ボクの、大切な戦友（ラスカルスズカ）に」

    欅の魔物
    「ぬおおおおおおおお！！！（メラメラパチパチ）」

    オペラオー
    「コレが正体・・・何が『魔物』だよ。ただの『ハリボテの木馬』じゃなかったか」

    「さぁ、ボクはレースに戻らなくちゃ！トレーナーのヤツ、下らない迷信に惑わされて、青い顔してたからな。レースが終わったら、お尻を蹴っ飛ばしてやらないと」

33. 名無しのトレーナー 2018/06/09(土) 09:47:52 返信

    ウマ娘のドトウちゃんは引っ込み思案キャラだからなぁ
    出走前に無自覚なオペから精神攻撃受けてそう

    • 名無しのトレーナー 2018/06/09(土) 10:09:18 返信

      ドトウちゃんであそこまでダメージ食ってるなら、トプロちゃんに至っては引き篭もってしまって、ウマ娘化が遅れてる説

      トプロは負け続ける内に、返し馬でオペの姿を見つけただけでパニックに陥ってた説あるからなぁ

34. 名無しのトレーナー 2018/06/09(土) 21:28:01 返信

    世界一のトレーナー・ミスターＤ 「クレイジーストロング！日本にこんな世界レベルのウマ娘がいるとは、感服したよ！」 オペラオーのトレーナー 「えへへ、ありがとうございます！」 ミスターＤ 「しかし・・・そうか、これでキミのウマ娘は、７連勝目、ということかね？」 トレーナー 「ハイ！僕らは、今年あと１戦・・・必ず、勝ってみせます！」 ミスターＤ 「そうか、応援するよ」 「－－とはいえ、気を付けたまえ、...全て読む

    世界一のトレーナー・ミスターＤ
    「クレイジーストロング！日本にこんな世界レベルのウマ娘がいるとは、感服したよ！」
    オペラオーのトレーナー
    「えへへ、ありがとうございます！」
    ミスターＤ
    「しかし・・・そうか、これでキミのウマ娘は、７連勝目、ということかね？」
    トレーナー
    「ハイ！僕らは、今年あと１戦・・・必ず、勝ってみせます！」
    ミスターＤ
    「そうか、応援するよ」

    「－－とはいえ、気を付けたまえ、若者よ」

    「ひたむきに走るウマ娘は、美しい。しかし我々『ニンゲン』は、そんなキレイな生き物ではないんだ」
    「19歳で初めてG1レースを勝ってから、もう10年を過ごした・・・私は、あらゆるものを見てきた」
    「キミのような若者のウマ娘が、年間８戦全勝を目指そうというのだ。他のトレーナーが大人しくそれを許すとでも、思うかね？」

    トレーナー
    「・・・・・・」
    ミスターＤ
    「私達は、これから香港に向かう。目指すは世界チャンピオンだ。キミと、キミのウマ娘の武運を祈っている」

    「－－諦めるな、若者よ。諦めない限り、道は必ず、拓ける！」

    「キミのウマ娘を、信じろ。それが私達トレーナーの、唯一にして最大の仕事なのだよ」

    トレーナー
    「・・・ハイ！ありがとうございます！」

35. 名無しのトレーナー 2018/06/10(日) 10:30:15 返信

    トレーナー 「オペラオー！？いったい何があった！！」 オペラオー 「んー、別に？（青アザ＆鼻血ポタポタ）」 トレーナー 「くっ・・・これじゃあ、レースなんて」 オペラオー 「・・・うん、そうだね」 「こんなヒドい顔は、ファンに見せられないからね」 「だから－－ほら、早くボクのファンデを、持ってきて？」 トレーナー 「ッ！何言ってんだよ！？ムチャだ！！」 オペラオー 「ムチャなんか、無いよ！！！」 ...全て読む

    トレーナー
    「オペラオー！？いったい何があった！！」
    オペラオー
    「んー、別に？（青アザ＆鼻血ポタポタ）」
    トレーナー
    「くっ・・・これじゃあ、レースなんて」
    オペラオー
    「・・・うん、そうだね」

    「こんなヒドい顔は、ファンに見せられないからね」
    「だから－－ほら、早くボクのファンデを、持ってきて？」

    トレーナー
    「ッ！何言ってんだよ！？ムチャだ！！」
    オペラオー
    「ムチャなんか、無いよ！！！」

    「ファンが待ってるから、ボクらは走るんだ」

    「－－グラス先輩も、そう言ってた」

    トレーナー
    「・・・クソッ、怪我をちゃんと見せろ！」
    オペラオー
    「やん！お顔が近いってば！」

36. 名無しのトレーナー 2018/06/10(日) 21:32:50 返信

    オペラオー （ほらね、囲まれた・・・人気者はツラい、なんてね） 『テイエムはどうするんだ！』 オペラオー （脚が痛い、視界がクラクラする・・・ああ、もう、やめちゃいたいよね） 『残り310mしかありません！』 オペラオー （ここから外には－－） アドマイヤベガ 「一度だけ－－これが、最初で最後の復帰戦。あなたを、勝たせるわけにはいかないんだ・・・ッ！」 オペラオー （抜けられそうにないね・・・道は...全て読む

    オペラオー
    （ほらね、囲まれた・・・人気者はツラい、なんてね）

    『テイエムはどうするんだ！』

    オペラオー
    （脚が痛い、視界がクラクラする・・・ああ、もう、やめちゃいたいよね）

    『残り310mしかありません！』

    オペラオー
    （ここから外には－－）
    アドマイヤベガ
    「一度だけ－－これが、最初で最後の復帰戦。あなたを、勝たせるわけにはいかないんだ・・・ッ！」
    オペラオー
    （抜けられそうにないね・・・道は消えた、か）

    『残り200mを切った！』

    オペラオー
    （・・・それなのに、どうしてだろ？）

    『テイエムは来ないのか！テイエムは来ないのか！』

    オペラオー
    （キミの泣き顔を思い出すと、キミの笑顔を思い浮かべると－－）

    『テイエム来た！テイエム来た！』

    オペラオー
    「もうちょっとだけ、頑張ってみようかなって、キモチになっちゃうんだよね！」
    メイショウドトウ
    「！？・・・ッ、うぅぅぅあぁぁぁ！！！」

    『メイショウドトウとテイエム！テイエム！テイエムか！』

    －－ありったけの、想いだけ、花咲け

    『わずかにテイエムかぁぁぁぁぁ！！！』

    トレーナー
    「・・・オペラオー・・・あり、がとう・・・ッ」

37. 名無しのトレーナー 2018/06/14(木) 01:20:52 返信

    オペラオーのストーリーはかなりドラマ性に富んでるんだけど致命的な点が一つある
    主人公がどう考えてもオペじゃなくてトレーナーw

    • 名無しのトレーナー 2018/06/14(木) 12:22:37 返信

      和田タツミや渡辺クニコや安田ヤスコや武ユカや、美少女トレーナーとウマ娘のアニメにすれば或いは……

      • 名無しのトレーナー 2018/06/24(日) 18:40:59

        なんかそれに近いＷｅｂゲームをJRAが出してましたね、確か・・・。

      • 名無しのトレーナー 2018/07/21(土) 16:39:21

        女変換しやすい名前の騎手はいいけど幸四郎とかどうすんだよ、メイショウマンボとの話が出来ないじゃないかと思った
        幸四郎だからたか子でいいやと気づいた

38. 名無しのトレーナー 2018/06/14(木) 19:51:37 返信

    （放課後の教室で） オペラオー 「ジャーン！次のライブに向けた、新作の衣装さ！」 ウオッカ 「うわぁ、毎回、マイナーチェンジしてるんですか？」 ダイワスカーレット 「ゴクリ・・・アタシも、いつかこんな豪華な衣装で・・・」 エアシャカール 「ハッ、現役の賞金王サマはカネ遣いが違うねぇ・・・ん、カフェはナニ見てんだ？」 マンハッタンカフェ 「・・・あの・・・先輩」 オペラオー 「うん？そんな遠慮しない...全て読む

    （放課後の教室で）
    オペラオー
    「ジャーン！次のライブに向けた、新作の衣装さ！」
    ウオッカ
    「うわぁ、毎回、マイナーチェンジしてるんですか？」
    ダイワスカーレット
    「ゴクリ・・・アタシも、いつかこんな豪華な衣装で・・・」

    エアシャカール
    「ハッ、現役の賞金王サマはカネ遣いが違うねぇ・・・ん、カフェはナニ見てんだ？」
    マンハッタンカフェ
    「・・・あの・・・先輩」
    オペラオー
    「うん？そんな遠慮しないで、もっと近くで見たらいいとも！」
    カフェ
    「いえ、あの・・・その衣装」

    「－－を入れて、持ってきた、リュック」

    「使い込んでますね・・・大切なモノ、なんですか？」

    オペラオー
    「ッ！いや、リュックはリュックで、その、アレだね！華麗で美しいボクが、隙を見せちゃったかな！？」
    ウオッカ
    「なんで顔を真っ赤にして、ワタワタしてんだろ？」
    カフェ
    「・・・クスッ、わかりました、先輩」

    （帰り道）
    オペラオー
    「ハァ・・・まったく、とんだ恥を掻かされたじゃないか、もう！」

    『あのさぁ、トレーナー』
    『女の子には、とりあえずピンクの何かをあげればイイとか、思ってないかい？』
    『そういうのを、ダサピンクっていうんだよ。このボクのトレーナーがそんなセンスじゃ、先が思いやられるね』

    『まぁ、衣裳入れぐらいには使えるだろうから、貰っといてあげるケド、さ？』

    オペラオー
    「・・・まったく、もう」

39. 名無しのトレーナー 2018/06/15(金) 17:08:33 返信

    オペラオーがリギルって違和感。

    • 名無しのトレーナー 2018/06/16(土) 23:46:30 返信

      確かに、同世代のアドベガやトプロがリギル所属ってほうがしっくりくるかも

      かといってオペラオーがスピカ所属ってのもちょっと違うか
      血統はちと微妙だけどとんでもない実績を持つウマ娘とチームを組むって感じかな

      • 名無しのトレーナー 2018/06/17(日) 08:54:04

        つまり、オグリか！

        オグリをキッカケに制定された追加登録制度を使って、最初にクラシックを勝ったのがオペラオー、っていう縁がある
        そして2人とも、タフな根性で成り上がった非エリート組

40. 名無しのトレーナー 2018/06/18(月) 01:02:33 返信

    オペラオーお疲れ様！！！

    アニメでもカッコ良かったよ！！！

41. 名無しのトレーナー 2018/06/18(月) 09:11:45 返信

    最終回のオペラオーの走るフォームがキレイでカッコよかった

42. 名無しのトレーナー 2018/06/20(水) 12:07:25 返信

    G1最多タイの7勝を挙げたとWDTでアナウンスされてたけど、ウマ娘の世界ではまだ大阪杯がG1に昇格していない、もしくはオペラオーが年間全勝を達成した次の年から大阪杯がG1に昇格したということなのかな…

    • 名無しのトレーナー 2018/06/20(水) 15:39:11 返信

      んにゃ、オペはG2にせよ、大阪杯を勝っておらんのよ

      「今日はエイプリルフールではありません。オペラオー、敗れる！」の名実況と共に、年を跨いでの9連勝は阻止されたから

    • 名無しのトレーナー 2018/06/20(水) 20:43:07 返信

      多分トゥインクルシリーズの大阪杯はまだG2なんじゃないかな…？
      オペラオーのことだし2000年時点での古馬王道完全制覇は達成してると思うよ

43. 名無しのトレーナー 2018/06/21(木) 21:10:11 返信

    腐るほどいるG1 7勝より年間無敗の伝説で紹介してほしかったなぁとは思う。

    • 名無しのトレーナー 2018/06/22(金) 01:04:31 返信

      まぁ7勝してる以上、年間全勝のレジェンドしてるんだろうけどねｗ

      そこを明言すると、アニメ的に時系列整理が面倒臭かったのかも

44. 名無しのトレーナー 2018/06/24(日) 16:29:21 返信

    オペラオー、やったぞ！！！

    宝塚の忘れ物、和田さんが取り返したぞ！

45. 名無しのトレーナー 2018/06/24(日) 17:56:17 返信

    正直アニメの時点では印象なかったけどすごかったんやね
    宝塚記念をきっかけに好きになりました

46. 名無しのトレーナー 2018/06/24(日) 19:57:23 返信

    今度はオペラオーがリュックとなっていた。

47. 名無しのトレーナー 2018/06/25(月) 01:07:22 返信

    ミッキーロケット 「うぅ、これでG1は７回目の挑戦。流石に、これでまた負けたら、ヘコみそう」 ？？？ 「－－6月24日、宝塚、４番枠、か」 ロケット 「ふぇ！？ど、どちら様です？？」 ？？？ 「んー、キミのトレーナーの旧友、かな」 ロケット 「あっ、それでしたら、トレーナーを呼んできましょうか？」 ？？？ 「いや、いいんだ。ボクはもうすぐ、次のレースに遠征しなくちゃいけないから。迎えを待たせてるん...全て読む

    ミッキーロケット
    「うぅ、これでG1は７回目の挑戦。流石に、これでまた負けたら、ヘコみそう」

    ？？？
    「－－6月24日、宝塚、４番枠、か」

    ロケット
    「ふぇ！？ど、どちら様です？？」
    ？？？
    「んー、キミのトレーナーの旧友、かな」
    ロケット
    「あっ、それでしたら、トレーナーを呼んできましょうか？」
    ？？？
    「いや、いいんだ。ボクはもうすぐ、次のレースに遠征しなくちゃいけないから。迎えを待たせてるんだ・・・もう、１ヶ月以上」
    ロケット
    「・・・ほぇ？」
    ？？？
    「そうそう。いきなりだけど、これ、キミにあげるよ。使い古しで、悪いけどさ」
    ロケット
    「うわ、えっ、何ですか？このダサピンクのリュックは－－って、え？」

    ？？？
    「－－アイツに、よろしくね」

    ロケット
    「い、いない！？消えた？どこへ・・・？」

    スペシャルウィーク
    「オペラオーさん・・・いいんですか？」
    オペラオー
    「明日には出発しなきゃ、だからね。迎えに来て貰って、ありがとうね」
    スペシャルウィーク
    「いえ、その・・・トレーナーさんに、最後の、お別れの挨拶は－－！」
    オペラオー
    「・・・いいんだよ。心配しなくったって、アイツは、きっと勝つから」

    「だってさ、他ならぬ、このボクが認めた、トレーナーなんだから、ッ！」

    • 名無しのトレーナー 2018/11/01(木) 20:26:01 返信

      ミッキーロケット頑張っている！
      外からワーザー！外からワーザー！
      ミッキーロケット！
      ワーザー！
      ミッキーロケット！！
      ワーザー！！
      ミッキーロケット！！！
      ワーザー！！！
      ゴールイン！！！！！！

      振り切ったか4番ミッキーロケット！！！！！！

48. 名無しのトレーナー 2018/06/25(月) 13:11:52 返信

    とんでもなく頭の良い馬

    自分でペース配分を考えてレースマネジメントを自ら行う馬
    下手な人間より余程駆け引き上手で勝負強い、辛勝が多いのもそのせい

    • 名無しのトレーナー 2018/06/26(火) 16:16:43 返信

      やめてくれ、このシリーズは俺の涙腺に効く

      • 名無しのトレーナー 2018/06/26(火) 16:17:21

        ひとつ↑へのコメでしたorz

      • 名無しのトレーナー 2018/06/27(水) 12:42:33

        もうすっかり過去記事だし、と思って、書き散らし恐縮です。

        読んで頂いて、ありがとうございますm(_ _)m

        馬もウマ娘も、オペラオー大好き！

    • 名無しのトレーナー 2018/08/29(水) 09:57:31 返信

      まさにこれ

      オペより早い馬はいるけど
      そういった馬の絶対能力とは別の次元で、
      年間8レースを高パフォーマンスで無事に走り切れる「丈夫さ」、
      並びかけられたら絶対に抜かせない「根性」、
      馬群から自分で道を見つける「知性」。
      ゲームで数字にならない部分がすさまじい。
      しかもコース・天候選ばずだからね。

      • 名無しのトレーナー 2018/08/30(木) 02:57:39

        「オペラオーの代わりに00年の古馬王道に出走して、オペラオーと同じ成績を上げられる馬」
        が、果たして歴代に何頭いるのかって話だよな、単純に言ってｗ

        ……それも鞍上が、当時の和田並に政治力皆無の前提としたら、条件は更に厳しくなる

49. 名無しのトレーナー 2018/06/25(月) 23:17:07 返信

    ただ彼だけが

    勝ち続ける。
    絶対に負けない。
    それがどれほど
    困難なことか
    ただ彼だけが知る。

    重圧に耐え
    剣戟を潜り抜け
    包囲網を打ち砕いた
    その先にある未到の地を
    ただ彼だけが知る。

    

50. 名無しのトレーナー 2018/07/09(月) 01:40:17 返信

    オペラオー 「ファンのみんな！今年一年、ボクを応援してくれて、本当に感謝してるよ！」 「このライブ・・・今年８回目のライブは、本当に、本当に、特別なモノだから」 「感謝のキモチを込めて、一曲、カバーを歌わせて貰いたいと思うんだ！」 「・・・その先輩がいたから、ボクはここまでやってこれた。『未登録だからどうした。強いヤツが走りたいなら、走らせてやればいい』って、ボクを後押ししてくれた」 「お陰でボク...全て読む

    オペラオー
    「ファンのみんな！今年一年、ボクを応援してくれて、本当に感謝してるよ！」
    「このライブ・・・今年８回目のライブは、本当に、本当に、特別なモノだから」

    「感謝のキモチを込めて、一曲、カバーを歌わせて貰いたいと思うんだ！」

    「・・・その先輩がいたから、ボクはここまでやってこれた。『未登録だからどうした。強いヤツが走りたいなら、走らせてやればいい』って、ボクを後押ししてくれた」
    「お陰でボクは、初めてのG1、クラシック皐月賞に挑戦するコトができたんだ！」
    「ボクの憧れの『スーパースター』－－オグリキャップ先輩！本当に、本当に、ありがとうございました！」

    「聴いて下さい。曲は《unbreakable》」

    負けてもいい戦いなんてそんなの
    世界には一つもないんだよ

    あなたとの約束、私の決心を
    裏切ることはしたくないから
    この胸に息づく、熱い花が枯れるまで
    諦めない－－！

    思い浮かぶものは、いつか形になる
    可能性イチでもあるのなら
    それを手にするのは、私しかいないと思った
    誓って、見据えている
    見据えている、明日を－－

    タマモクロス
    「なんや、なかなか、いじらしい後輩やな（ニヤニヤ）」
    オグリキャップ
    「む、むぅ・・・こういうのは、慣れていないんだが・・・その、悪い気はしないな」

51. 名無しのトレーナー 2018/08/21(火) 09:17:03 返信

    ここのコメント欄本当に好き。

    • 名無しのトレーナー 2018/08/30(木) 01:55:53 返信

      オペラオー大好きな気持ちが溢れ出て止まらないやで

52. 名無しのトレーナー 2018/08/30(木) 01:47:34 返信

    SG02「UNLIMITED IMPACT」で妄想する、オペラオーちゃんのPV (アニメとはパラレルな世界線につき御容赦) ◆イントロ(ピアノパート) 小雨降るレース場の廃墟の一枚絵 ゴール板の残骸の山の頂上に腰掛けるオペラオー 中段にはドトウとファンタとアドベ 下段にはラスカルとエアシャカとリョテイとヘイロー ◆イントロ(ギターパート) イントロのオペラオーの瞳にズームアップして、タイトルがカッ...全て読む

    SG02「UNLIMITED IMPACT」で妄想する、オペラオーちゃんのPV
    (アニメとはパラレルな世界線につき御容赦)

    ◆イントロ(ピアノパート)
    小雨降るレース場の廃墟の一枚絵
    ゴール板の残骸の山の頂上に腰掛けるオペラオー
    中段にはドトウとファンタとアドベ
    下段にはラスカルとエアシャカとリョテイとヘイロー
    ◆イントロ(ギターパート)
    イントロのオペラオーの瞳にズームアップして、タイトルがカットイン
    ◆1番Aメロ…教室
    「欅の魔物」のジンクスを報じる雑誌を片手に、開運グッズの山をプレゼントしようとするフクキタルと、それを苦笑いで遠慮するオペラオー
    何故か勝手に自信満々なウララと、複雑な表情のドトウ
    ◆1番Bメロ…病院
    ポロポロと悔し涙を流すラスカルと、その車椅子を押す神妙なスズカ
    ラスカルの手をひざまずいて握り締める、お見舞いに来たオペラオー
    ◆1番サビ…曇り空の秋天
    大欅の陰から襲い来る、真っ黒なウマ娘の幻影の群れを突き破ってオペラオー1着
    客席で大喜びのフクキタル、そしてウララと母ニッポーテイオー
    車椅子で涙を拭い微笑むラスカルと、その肩をポンポンと叩くスズカ

53. 名無しのトレーナー 2018/08/30(木) 01:49:15 返信

    ◆間奏…飛行機のファーストクラス 秋天のビデオを見ながら不敵な笑みを浮かべる、デットーリトレーナーとファンタスティックライト ◆2番Aメロ…記者会見 ガチガチに緊張したリュージトレーナーの肩を叩いて笑うデットーリ 笑顔でバチバチに火花を散らしながら握手するオペラオーとファンタ ◆2番Bメロ…学校の廊下 取り巻きのフライト、イーグル、シルプリを連れてオペラオーに絡むエアシャカ それを押し退けて割って...全て読む

    ◆間奏…飛行機のファーストクラス
    秋天のビデオを見ながら不敵な笑みを浮かべる、デットーリトレーナーとファンタスティックライト
    ◆2番Aメロ…記者会見
    ガチガチに緊張したリュージトレーナーの肩を叩いて笑うデットーリ
    笑顔でバチバチに火花を散らしながら握手するオペラオーとファンタ
    ◆2番Bメロ…学校の廊下
    取り巻きのフライト、イーグル、シルプリを連れてオペラオーに絡むエアシャカ
    それを押し退けて割って入ると、オペラオーに力強くリベンジを宣言するドトウ
    その様子を遠巻きに眺めているキンイロリョテイ
    ◆2番サビ…夕焼けのJC
    予想外の逃げを打つリョテイ、後続するドトウ
    中段のオペラオー、それをマークするファンタ
    大外から捲り上げたエアシャカが自信満々でチラ見した瞬間、フッと微笑んでギアチェンジするオペラオー
    ドトウとファンタを連れて、他を置き去りにしたオペラオー1着
    デットーリにハイタッチを求められるリュージ
    ◆間奏前半…JCゴール後
    下位入線して呆然と立ち尽くすエアシャカを、客席から冷やかに見つめるユタカトレーナー
    傍らのアドベ(アドマイヤボス代理)の肩に手を置いて、不気味な笑みを浮かべるユタカ

54. 名無しのトレーナー 2018/08/30(木) 01:51:55 返信

    ◆間奏後半…控え室 「テイエムオペラオーの実力は本物か？」と報じる雑誌をゴミ箱に叩き付けるリュージ そこへ扉を開けて、ヘイローに肩を借りながら現れる、鼻血と青アザのオペラオー 動揺するリュージを制止して、怪我を隠すための化粧を手伝わせるオペラオー ◆3番サビ1回目…晴れ渡る有馬 最初のコーナーでリョテイ、ドトウ、モブ娘に玉突きされてよろめくオペラオー すかさず真横に付けて削りに掛かる険しい表情のア...全て読む

    ◆間奏後半…控え室
    「テイエムオペラオーの実力は本物か？」と報じる雑誌をゴミ箱に叩き付けるリュージ
    そこへ扉を開けて、ヘイローに肩を借りながら現れる、鼻血と青アザのオペラオー
    動揺するリュージを制止して、怪我を隠すための化粧を手伝わせるオペラオー
    ◆3番サビ1回目…晴れ渡る有馬
    最初のコーナーでリョテイ、ドトウ、モブ娘に玉突きされてよろめくオペラオー
    すかさず真横に付けて削りに掛かる険しい表情のアドベと、後方で憤るヘイロー
    客席で慌てふためくリュージの肩に手を置いて、勝ち誇るように微笑むユタカ
    4コーナーを迎えて絶叫するリュージ
    耳をピクリとさせ、瞳を閉じてフッと微笑むオペラオー
    ◆3番サビ2回目
    次の瞬間、目を見開いてピンクオーラ大爆発！思わずアウトコースに吹き飛ばされるアドベ
    ギョッとして振り返るモブ娘の中で、前だけを見据えて必死に走るドトウ、叫びまくる実況
    バ群を中央突破して、前髪で目の隠れたオペラオー1着
    愕然とするユタカの横で、泣き崩れるリュージ
    ◆アウトロ(ギターパート)
    天を仰ぎ咆哮してターフに膝を付くオペラオー、前髪が風に吹かれて現われた瞳にズームアップ
    ◆アウトロ(ピアノパート)
    瞳からズームアウトして、イントロと同じ一枚絵

55. 名無しのトレーナー 2018/09/11(火) 00:53:12 返信

    これは良いトレオペ（ワダオペ）成分の補給所だ…

56. 名無しのトレーナー 2018/09/12(水) 08:40:08 返信

    JRAのCM、オペラオーの孤高さはホント格好いいと思う。

57. All The Small Things 2018/09/28(金) 01:07:44 返信

    「……ようやっと、目ぇ覚めよったか」 無機質な白い天井。微かな消毒液の匂い。 「ユーイチさん？……え、俺、どこ？」 「倒れとったんや。トレーナー宿舎の裏の、仮設トイレん脇にな」 ぼやけていた視界が定まり、自分が学園の医務室のベッドに寝かされていたことを知った。 「リュージお前、飯もロクに喉を通ってへんやろ。大方、裏のトイレで吐いとったんとちゃうか」 ――記憶を、ずばり言い当てられた。 「ジャパンカ...全て読む

    「……ようやっと、目ぇ覚めよったか」
    無機質な白い天井。微かな消毒液の匂い。
    「ユーイチさん？……え、俺、どこ？」
    「倒れとったんや。トレーナー宿舎の裏の、仮設トイレん脇にな」
    ぼやけていた視界が定まり、自分が学園の医務室のベッドに寝かされていたことを知った。
    「リュージお前、飯もロクに喉を通ってへんやろ。大方、裏のトイレで吐いとったんとちゃうか」
    ――記憶を、ずばり言い当てられた。
    「ジャパンカップの前もやつれとったけど、倒れるのは大概やろ……プレッシャーは、分からんでもないが」
    一つ歳上の同期トレーナーが、傍らのパイプ椅子で伸びをして、そして告げる。
    「走るのはオペちゃんや――お前ちゃうで」
    「……知ってますよ」
    右手でシーツを払い除けて、よたよたと躰を起こす。
    左手は、点滴に繋がれていた。
    「走るのはオペラオーです。俺はそれを、見ていることしかできない。知ってますよ！」
    窓の外で、師走の風が、落ち葉を散らしていく。
    「あと一つ……有馬記念を勝てば、アイツは前人未到のグランドスラムを達成する！その重圧を独りで背負わせて、アイツを走らせなきゃいけないんですよ！」
    「コッチこそ言われんでも知っとるわ！自慢かいな」
    思わず声を荒げた俺をたしなめて、それからユーイチは溜息を漏らした。
    「……有馬にお手ウマを出せるだけエエやろ。ちったぁ気ぃ遣えや」
    「ぁ……すいません」
    今度の有馬記念で、トゥインクルシリーズを卒業となるキングヘイロー。
    そのトレーナーは――今はユーイチではない。
    「謝んなや。成績を出せなかったトレーナーが降ろされるなんて、ごくありふれた話やろ」
    そう嘯きながら、彼の拳は固く握られていた。
    「せやけどな？……だからこそ、俺はリュージが羨ましいし、もちっとドッシリ構えたって欲しいと思う」
    ――同期生の中の「兄貴分」の表情だ。
    「何やかんやあったけど、お前は降ろされんかった。そいで、ここまで結果を出してきたんやろ？お前が自信を持たんで、誰がオペちゃんを支えられるんや」
    そしてニヤリと、口角を吊り上げた。
    「俺はヘイローの応援で忙しいからな。あとはリュージが自分で何とかせぇ」
    「ちょっと！そこはユーイチさんも、オペラオーを応援して下さいよ！」
    釣られて俺も、思わず笑みを浮かべていた。
    「はぁ？調子乗んなや！ヨシトミさんの手に移っても、俺の一番はヘイローやねん。有馬はヘイローが有終の美を飾るから、いやぁ残念やったなぁ、リュージ！」
    「ナニ言ってんすか？一番人気一着が世界一似合う、オペラオーが勝つに決まってるじゃないですか！」
    何だか久しぶりに、笑った気がする。
    「ヘイローが一番ベッピンやねん！」
    「オペラオーが一番カワイイです！」
    「二人ともウルサイですのよ！！！」
    いきなり、ベッドの横のカーテンが開け放たれて。そこにいたのは――。
    「ヘ、ヘイロー！？」
    「って、オペラオー！？」
    顔を真っ赤にして、仁王立ちのキングヘイロー。
    そして、隣のベッドで顔をシーツに埋めたテイエムオペラオー。
    「い、医務室で何を大声で騒いでますのよ！イイ歳した大人が二人して！」
    「何でこんなとこにおんねん！？」
    「オペラオーが倒れてましたのよ！レース前でナーバスになって、ご飯を食べられなくて貧血で！」
    良く見ればオペラオーの左手にも、自分と同じく点滴が打たれている。
    「付き添いで連れてきてあげたら、隣にも運び込まれてたトレーナーがいたなんて……ハァ、まったくお似合いのコンビですわね」
    ヘイローが、呆れたように両手を広げてみせる。
    だが、こちらはそれどころではない。
    「えっ！オペラオー、大丈夫なのか！？」
    「ボクは平気だよ、軽い貧血だったからさ……」
    そう答える声はしかし、いつに無く、しおらしい。おずおずとシーツから上げた顔も、心なしか上気したように赤らんで見える。
    「いや、熱でもあるんじゃ！」
    「御心配には及びませんわよ」
    慌ててベッドから立ち上がろうとした俺を、するとヘイローが制止して、曰く。
    「どこかの誰かさんが、大声で『オペラオーが一番カワイイ！』なんて連呼したら、足をジタバタさせて、ご覧の有様なだけですわ」
    「わー！何を言うのさ！自分も『ヘイローが一番ベッピン！』って言われて、尻尾をパタパタしてたクセに！」
    指摘されて、俺もユーイチも、ようやく気付く。
    「ちゃ、ちゃうねん！それは、その！」
    「いや、確かに言ったけど！言ったけどそれは！」
    もはや、何を緊張していたのか。
    何を怯えていたのか。何を恐れていたのか。
    窓の外で、木枯らしが一筋、吹き抜けていった。

    ――有馬記念が、来る。

    • 名無しのトレーナー 2018/09/30(日) 23:18:44 返信

      ｱｯ!（尊死）

      • 名無しのトレーナー 2018/11/01(木) 20:33:18

        この2人はジョッキー共々ネタ性あるからなぁw

        2人とも男前な顔やしw

58. 名無しのトレーナー 2018/09/30(日) 16:50:31 返信

    ♚˃̶͈̀▽ﾟ)

59. Air Race, Under Ground 2018/10/06(土) 02:30:07 返信

    オレのことを、陰で「イカレてる」というヤツらがいる。――大した問題じゃない。 オレのアタマが、どうやら「本当にイカレてる」らしいことに比べれば。 西陽が。晩秋のターフを焦がしている。 『先手を取ったのは、何とキンイロリョテイ！』 ――もうトゥインクルシリーズ六年生で、G1未勝利の先輩。破れかぶれの奇策の「逃げ」だ。問題は無い。 オレがマークすべき相手は、そう、ただ一人。 『まもなく3コーナーのカー...全て読む

    オレのことを、陰で「イカレてる」というヤツらがいる。――大した問題じゃない。
    オレのアタマが、どうやら「本当にイカレてる」らしいことに比べれば。

    西陽が。晩秋のターフを焦がしている。
    『先手を取ったのは、何とキンイロリョテイ！』
    ――もうトゥインクルシリーズ六年生で、G1未勝利の先輩。破れかぶれの奇策の「逃げ」だ。問題は無い。
    オレがマークすべき相手は、そう、ただ一人。
    『まもなく3コーナーのカーブ。このペースはどうか？』
    リョテイ先輩の作ったペースは、明らかなスロー。最後方からレースを進めるには、遅すぎる。
    ならば、やるべきことは一つ。
    『エアシャカールが、エアシャカールが、エアシャカールが上がっていく！』
    観客の歓声が、オレの仕掛けに呼応する。
    『中段まできたエアシャカール！その前に！その前にいるのがテイエムオペラオー！現役最強ウマ！』
    現役最強。その称号を、ここで奪い取るために。
    『テイエムオペラオーはまだ中段！まだ動かない！』
    それは、余裕か？驕りか？
    このオレと、はるばるドバイから乗り込んできたファンタスティックライトに、完全にマークをされながら？
    『外からメイショウドトウ！エアシャカールが早めに行った！その外からはアグネスフライト！』
    そして4コーナーを回る。ペースが――上がっている？
    『今年のクラシック戦線を賑わした二人が、外に回っていった！』
    息が、乱れる。脚が、縺れる。
    『さぁ直線コース！キンイロリョテイ先頭だ！メイショウドトウも飛んできた！』
    ありえない。ありえない。
    『そして！そして！テイエムオペラオーは馬場の真ん中ァ！』
    その背中が。呆気無く。
    『インコースからメイショウドトウ！そして外からはファンタスティックライト！』
    ――遠ざかっていく。
    『先頭はテイエムオペラオーだ！テイエムオペラオー！』
    アリエナイ。アリエナイ。
    『やはり強かった！テイエムオペラオーです！今、ミスターDと、トレーナー同士でハイタッチ！』
    アグネスフライトは。イーグルカフェは。シルクプリマドンナは。
    『強い！本当に強い！まさに敵無し！』
    オレの同期達は。オレは。
    『外から追い詰めるミスターDのファンタスティックライト！内の方からはメイショウドトウ！』
    負けたのか？最後の直線、名前すら呼ばれること無く？
    そんなこと、何かの間違いじゃ――。
    『しかし、間違いなく、勝ったのはテイエムオペラオーです！』

    次の瞬間、“セカイ”が反転する。

    立ち込める暗雲。小雨が、降り続いている。
    「……ここ、は？」
    振り返った背後は、根元から折れた大欅に塞がれていた。――前に、進むしかない。
    「誰か、いないのかよ」
    ここは府中か？中山か？それとも京都？阪神？
    至るところ芝生が剥がれ、荒れ放題になっている。見渡せば、客席は崩れ落ちて、もはや廃墟に等しい。
    「クソッ、ワケがわかんねぇ」
    こんなのは、ロジカルじゃない。やがて目の前に現れた、その“オブジェ”は。
    「何なんだよ、オイ！」
    無造作に積み上げられた「ゴール板の残骸」だった。
    京都。阪神。府中。そして中山。中央四場のゴール板が、まるで「征服された証」のように折り重なっている。
    その頂点に、あたかも“玉座”のごとく、悠然と腰掛けていたのは――。
    「……オペラオー、先輩？」
    濡れそぼる栗毛の髪を、退屈そうに弄りながら。
    彼女はぼんやりと、虚空を見上げていた。
    「ちょっと先輩！無視しないで下さいって！」
    声を張り上げると、ようやく“王様”がこちらに気付いて見下ろす。
    「何なんスか？これ、ホントに」
    王冠が、鈍い反射光を返す。
    そして口を開いた、彼女の言葉は。

    「キミ……誰？」

    ターフが、揺らぐ。地割れが、嗜虐の牙を剥く。
    “どこでもなく”そして“どこでもある”。この無名のレース場が、音を立てて、壊れ始める。
    「誰？……って！」
    崩れゆくセカイを、“王様”は一顧だにしない。
    「ふっ、フザケんなよチクショオオオ！！！」
    毒蛇のように。不意に現れた有刺鉄線の群れが、オレの足に絡み付いて、食い込む。――逃げられない。
    地表にパックリと開いた亀裂が、嘲笑うかのごとく。今や全身を有刺鉄線に巻かれて、血塗れのオレを呑み込もうとしている。
    「あ、あ、ぅ、ウワァァァァァ！！？」
    地の底へと、転落していくオレに。
    “王様”は。一瞥だけくれると、また空虚な眼差しで、涙雨の空を仰いでいた――。

    『まったく、今年のクラシック組には失望したな。ナニが“準三冠ウマ”だよ』
    『ジャパンカップでは下位独占。有馬でも、菊花賞2着のトーホウシデンが実質ブービー』
    『これじゃあ“世紀末覇王”は、止められねーよなぁ』
    『来年は、秋のタキオン世代に期待するしかねーな』

    “声”が。
    オレを。オレの世代を。責め立てる“声”が。
    「……ヤメロ」
    鳴り止まない。
    「ヤメロォォォ！！！……ぅ、あ？」
    部屋中のPCの冷却ファンが回る、低いモーター音。混濁した意識に、モニターの無機質な光が飛び込んでくる。
    「……また、“あの夢”かよ……ッ」
    そこは――オレの自室だった。
    ベッドから、鉛のように重たい躰を起こす。枕元の冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出して、カラカラに乾いた喉に、頭痛薬と一緒に流し込む。
    「ハァ……チクショウが」
    繰り返す“悪夢”は。きっと“タマシイ”の記憶なのだろう。オレは「本当にイカレてる」から。
    いわゆる“異世界”の出来事を、どうやら他のウマ娘よりだいぶ多く、覚えているらしい。
    それは、まるで「未来の記憶」のように。
    ――自意識過剰で、愛らしい、期待の新鋭。
    そんなのは、オレに言わせれば「真っ赤な嘘」だ。
    あの先輩の。テイエムオペラオーの。“王様”の。
    “本質”に。
    既に気付いているのは、たぶん、オレだけ。
    スペシャルウィーク先輩――まったく気付いていない。
    エルコンドルパサー先輩――まったく気付いていない。
    グラスワンダー先輩――恐らく本人に自覚は無いが、オペラオー先輩といる時、無意識に左脚を撫でるクセがある。
    メイショウドトウ先輩は――どうだろう？オペラオー先輩に、不意に鋭い「闘志」の眼差しを向ける瞬間がある。
    ただ悔しいことにそれは、オレが抱く「恐怖心」とは、無縁のモノなのだろう。ドトウ先輩は、自身で考えているより遥かに「強い」。認めないワケにはいかない。

    テイエムオペラオー。その“本質”は。
    “虚無”にも肉薄するほどの、“孤高”だ。

    『ニヒリズムの行き着く果ては、ナルシシズムしかない』
    ニーチェを軽く流し読みして得た収穫を、思い起こす。
    ――あの荒涼とした“玉座”に佇んでいた、彼女は。
    いったい、どれほどの「修羅場」を。どれほどの「孤独」を。潜り抜けたというのだろう。夢の中で垣間見た、あの頼りなさそうな若いトレーナーだけを頼りに？
    そして、オレは。
    彼女の“タマシイ”に、きっとカケラさえ「記憶という疵」を与えることも叶わなかった、このオレは。

    あの「未来の記憶」を。どうやって覆せる？

    足の踏み場も無く並べ立てたPCは、休むこと無くシミュレーションを繰り返している。片っ端から放り込んだ、無数のレースデータを解析し続けている。
    この、カーテンを閉め切った部屋で、オレは。
    とりあえず冷蔵庫から栄養ゼリーを一つ掴んで、胃袋に収めることにした。

    • 名無しのトレーナー 2019/04/30(火) 22:51:37 返信

      好き

60. ウマ娘どっきりマル秘報告 2018/10/14(日) 13:57:31 返信

    勝負服オペラオー「このホテルの一室に、かの有名なサイレンススズカさんが」 カレンチャン「このバズーカで、起こしちゃいますw」 ホテルの玄関でズコー←今時コケるギャグ オペ「ビビってますw……では、突入しま〜す(ガチャ)」 バズーカ発射まで3、2、1秒前――ズドン！ オペ「おはようございま〜すwww」 カレン「ドッキリで〜すwww」 スズカ「……マジメ？これ……ちょっと待って」←怒？ Q.このあと、...全て読む

    勝負服オペラオー「このホテルの一室に、かの有名なサイレンススズカさんが」
    カレンチャン「このバズーカで、起こしちゃいますw」
    ホテルの玄関でズコー←今時コケるギャグ
    オペ「ビビってますw……では、突入しま〜す(ガチャ)」
    バズーカ発射まで3、2、1秒前――ズドン！
    オペ「おはようございま〜すwww」
    カレン「ドッキリで〜すwww」
    スズカ「……マジメ？これ……ちょっと待って」←怒？
    Q.このあと、企画はどうなってしまうのでしょう？

    ホテルの別室
    キングヘイロー「えー、実は今回。サイレンススズカ目覚ましドッキリ……と見せかけて、逆ドッキリを。テイエムオペラオーに、仕掛けたいと」←眠たい
    ※サイレンススズカもカレンチャンも仕掛人
    ヘイロー「常日頃からオペラオーは、スズカさんに対して、異常なほどの『恐怖感』を、感じているウマ娘ですわ。パニック状態になると思いますわねw」
    逆ドッキリ進行中
    スズカ「……何でまだ撮ってるの？早く出ていってよ」
    ヘイロー「迫真の演技ですわぁw」←大喜び
    『緊急事態』に王冠を置くオペラオー
    ヘイロー「オペラオーが、どんな言い訳をするか。その『薄ぎたたさ(←噛んだ)』を、見せて貰いますわよ〜」
    A.テイエムオペラオーをハメる逆ドッキリだった

    スズカ「何で私なの？休みでしょ？今日」
    オペ「……ハイ……」←笑顔？
    ヘイロー「恐怖で引き攣って、笑っちゃうのですわねw」
    スズカ「去年は下級生寮でやってたでしょ？誰の企画？」
    Q.テイエムオペラオーは、どんな言い訳をしたでしょう？

    オペ「ヘイローが、ヤル気マンマンで……」
    ヘイロー「早速、わたくしのせいにしましたわよw」
    スズカ「遊びでやる部分はいいけれど。なかなか、ゆっくりできる時も無いんだから」
    ヘイロー「オペラオー、マントも脱ぎましたわw」
    カレン「……先輩がね、一番になって、やってますから」
    オペ「うん？ボク？(動揺)ヘイローが一人で、ヤル気だったんじゃない？ホテルと打合せしたらしいし」
    ヘイロー「あの娘、わたくしのせいにしたwww」
    スズカ「……ちょっと待ってなさい」
    ホテルにクレームを言いに……(スズカ退出)
    カレン「ほらぁ、ヤバいですよ、やっぱり」
    オペ「ヘイローは絶対に来てよって、ボクは言ったのに」
    ヘイロー「オペラオー、とんでもないですわねw」
    スズカが別室に到着
    ヘイロー「ちょ、その格好はマズいですわよ！」
    ※ネグリジェにバスローブのスズカ
    ヘイロー「ビビらせ方が、足りなくないですの？」←悪
    スズカ「私、ちょっともう、可哀想になってきた」←善
    A.すべてキングヘイローのせいにした

    カレン「先輩、被って下さいよ全部……責任を」
    オペ「……別にイイけどさ……(あ〜ヤバい、どうしよう)」
    スズカが戻ってくる
    スズカ「……何となく、分かりました。何か私だけ、バカみたいね。でも私じゃなくていいでしょ？」
    ヘイロー「今日の主演女優賞ですわぁw」
    フロント(と見せかけたヘイロー)から電話
    スズカ「……ホテルとしてもどうなんですか、っていう話です。謝りに来て下さい、ってことですから」
    オペ（ホテルの人が怒られてる……）
    ――オペラオーの決心まで3、2、1秒前
    オペ「企画を立てたのは『ボクら』です――すいませんでした！(立ち上がって頭を下げる)」
    ※先輩だけ謝罪させる不自然なカレンチャン←笑ってる
    ヘイロー「失礼します(作り声)」←いよいよネタばらし
    Q.テイエムオペラオーは、どんな反応をしたでしょう？

    ヘイロー「チャッチャラー♪(大成功のプラカード)」
    オペ「！！……やっぱりね！やっぱりね！……え？ダマされたの、ボクだけ？？」
    カレン「先輩、泣いてるwww涙を流してるwww」
    ヘイロー「貴女、わたくしのせいにしましたわよねw」
    スズカ「私、オペラオーちゃんが立ち上がった時、思わず胸が痛んじゃったw」←いい人
    一同「せーの、大・成・功！」
    A.涙ぐんだ

    • 名無しのトレーナー 2018/11/01(木) 20:37:58 返信

      数年後、甥が同じ目に合う模様www

61. THE LEGEND 2018/10/14(日) 13:59:12 返信

    『テイエムオペラオーはどうするんだ！残り310mしかありません！』 （ホラね、囲まれた……人気者はツライ、なぁんて） アドマイヤベガ 「これが最初で最後の復帰戦。あなたを、勝たせるワケにはいかないの……！」 （とても抜けられそうにないね……道は消えた、か） 『残り200mを切った！テイエムは来ないのか！テイエムは来ないのか！』 （それなのに……キミの泣き顔を思い出すと、キミの笑顔を思い浮かべると）...全て読む

    『テイエムオペラオーはどうするんだ！残り310mしかありません！』
    （ホラね、囲まれた……人気者はツライ、なぁんて）

    アドマイヤベガ
    「これが最初で最後の復帰戦。あなたを、勝たせるワケにはいかないの……！」
    （とても抜けられそうにないね……道は消えた、か）

    『残り200mを切った！テイエムは来ないのか！テイエムは来ないのか！』
    （それなのに……キミの泣き顔を思い出すと、キミの笑顔を思い浮かべると）

    『テイエム来た！テイエム来た！』

    テイエムオペラオー
    「もうチョットだけ、頑張ってみようかって、キモチになっちゃうんだよね！」
    メイショウドトウ
    「！？……うぅぅぅあぁぁぁ！！」

    『抜け出すか！メイショウドトウとテイエム！テイエム！テイエムか！』

    ――ありったけの、想いだけ、花咲け
    『わずかにテイエムかぁぁぁぁぁ！！！』

    トレーナー
    「……オペラオー……あり、がとう……ッ」

62. My Way (or the highway) 2018/10/14(日) 17:35:31 返信

    発端は、つい私が口にした一言だった。 「もしかして、お前は手抜きしてるのか？」 栗毛の後輩が、紫がかった瞳をパチクリさせる。 「突然どうしたんですか、ブライアン先輩？」 「……お前のレースぶりだ、オペラオー」 たまたま鉢合わせた更衣室で、私は。抱き続けていた疑問をぶつけた。 「異なる条件で連勝を続けながら、いつも1バ身以内の僅差。まるで相手に合わせて、図ってるようにも見える」 キョトンとしていたオ...全て読む

    発端は、つい私が口にした一言だった。
    「もしかして、お前は手抜きしてるのか？」
    栗毛の後輩が、紫がかった瞳をパチクリさせる。
    「突然どうしたんですか、ブライアン先輩？」
    「……お前のレースぶりだ、オペラオー」
    たまたま鉢合わせた更衣室で、私は。抱き続けていた疑問をぶつけた。
    「異なる条件で連勝を続けながら、いつも1バ身以内の僅差。まるで相手に合わせて、図ってるようにも見える」
    キョトンとしていたオペラオーの表情が、すっと冴える。
    「本気さえ出せば4バ身でも5バ身でもちぎれるのを、お前はセーブしてるんじゃないか、とな」
    「それがつまり手抜き、ですか……」
    小柄な体躯で臆することなく、王冠を被った少女は私を見上げていた。
    「ボクは、いつだって。ベストを尽くしてますよ」
    暫しの沈黙が流れて。それを破ったのは。
    「口論は時間の無駄だろう。正否はいつだって、走ってみれば判るものだ」
    ロッカーの反対側から、鹿毛に三日月の流星がおもむろに姿を現す。
    「……会長」
    「盗み聞きのようになってしまったのは、謝ろう」
    史上初の“七冠ウマ娘”――シンボリルドルフだった。
    「今週末にオペラオーがエントリーしてる校内模擬戦で、ちょうど一名ほど欠員が出てしまってな。他ならぬ“シャドーロールの怪物”が参戦するとなれば、下級生にも良い刺激になるだろう」
    制服のタイを締めながら、さらりと言ってのける。
    「ボクは、構いませんよ」
    「それなら、私も構わん」
    生徒会長の鶴の一声に、双方とも異議は出ない。
    「……思いも掛けない展開になったな」
    私の呟きに、オペラオーはただフッと、不敵な笑みを浮かべていた。

    『最後の直線！やはり二人の叩き合いになった！“シャドーロールの怪物”と“世紀末覇王”！ナリタブライアン先頭！その差は1バ身、2バ身と、ッ、広がらない！差が広がらない！オペラオー食らい付いている！むしろ差し返そうとしている！半バ身まで縮まった！ブライアンがギアを上げる！オペラオーなお食らい付く！ブライアン！オペラオー！ブライアン！オペラオー！どっちだー！！！』

    ――模擬戦の翌日。既に正午過ぎ。
    私は未だ、自室のベッドに倒れ込んで、呻いていた。
    『ブライアン！ブライアンです！壮絶なマッチレースを制したのは、ドリームシリーズから特別ゲスト出走した“シャドーロールの怪物”ナリタブライアン！トゥインクルシリーズを席巻する“世紀末覇王”テイエムオペラオー、猛烈な粘りを見せましたが、届かず！』
    実況同好会の下級生が、喉を枯らせながら絶叫した。
    「ハァ、ハァ……ボクの負け、です……ッ」
    2着に下した後輩が伏し目がちに歩み寄ると、ペコリと頭を下げて。私は、右手を差し出した。
    「ボクは必ず、ドリームシリーズに辿り着いてみせます。その時は、また……よろしくお願いします」
    おずおずと、華奢な両手で握り返される。
    『次は是非とも、勝負服を着た両者の対決を見たいな。そして同じターフに立って、それを破りたいものだ』
    解説役のルドルフが、そんな総評を述べていた。
    それが、そう――昨日の出来事だ。
    「……ッ……クソッ……ぅぐう……！」
    立ち上がろうにも、股関節に走る激痛。
    私だけに許された脚の、避け難い“代償”。
    『ブライアンの走りってさ、何つーか“リミット”が外れてるってゆーか。アタシは時々……見てて、怖い』
    まだトゥインクルシリーズで走っていた頃、真っ先に指摘したのはヒシアマゾンだった。
    ドリームシリーズに昇格して「勝負服のチカラ」が増強された今でも、根本的な解決には至っていない。
    「――会長、スマン。私なんだが」
    顔をしかめつつ、枕元のスマホから、本日で二度目の連絡を入れる。
    『その様子だと、午後の練習も厳しそうか』
    「……スマン」
    『まぁ、予期はしていたさ。無理はするな』
    ルドルフとの付き合いも長い。こんな風に先輩の“三冠ウマ娘”として、私を庇いだてしてくれてきた。
    『思っていたより、昨日の模擬戦はタフだったか？』
    「まぁな。甘く見たつもりは無いが、あそこまで粘られるとは、思ってなかったかもしれん」
    『そうか……ところで』
    報告だけで終わるつもりだった電話を、何故だか模擬戦の立役者は引っ張って。
    『ちょっと窓から、グラウンドを見てみろ』
    含み笑いで、私にそう告げた。
    「少し待ってくれ……ッ……っと」
    鈍痛を堪えて、慎重に上半身を起こす。言われるがまま、目を凝らした先にいたのは――。
    『昼休みを早めに切り上げて、もう午後の自主練を始めたみたいだな』
    ショートカットの栗毛。午後の日差しに、肌身離さぬ王冠が煌めいている。
    「……オペラオー」
    つい昨日。私を相手に、あれだけのレースをこなして。
    『まだまだ自分は力不足だから、もっと強くならなきゃいけないそうだ。朝から張り切ってたよ』
    もう、トレーニングに復帰しているというのか。
    『さて、昨日の模擬戦。果たして、彼女は手抜きしてたんだろうかね。どう思う？』
    「……冗談はよしてくれ。だとしたら私が今、ズル休みしてるみたいじゃないか」
    校庭の向こう側で、まずはキャンターから走り込みをこなすオペラオーを眺めつつ、私は苦笑した。
    『常に完璧な自分であり続けたい――そんなモットーを、彼女から聞いたっけな』
    「ここまで見越して、あなたはけしかけたのか？」
    『はて、さて』
    スマホの向こうで、空惚けた会長が鼻を鳴らす。
    『正否はいつだって、走ってみれば判るものだ』
    そして、続けた。
    『どちらも正解、という時だってあるだろうさ』
    目の前のレースを、燃え尽きるまで走り切るか。
    あらゆるレースで、最善を尽くして走り抜くか。
    「……私には、真似できないな」
    『それはきっと、オペラオーだって一緒さ。お前の真似はできるまい』
    「そう言うあなたは余裕だな。その気になれば、どちらの道も選べる自信がお有りかい？」
    片手は痺れた太腿を撫りながら、言い返してみる。
    『……さてね』
    否定はしない。それが、“皇帝”の「回答」なのだろう。
    『引き留めて悪かったな。良く休んで、英気を養え』
    「心遣いに感謝するよ。では、また」
    通話を終えたスマホを置いて、改めて校庭の様子に目を向ける。合流してきたメイショウドトウに、オペラオーが大袈裟な身振り手振りで、何やら寸劇を演じている。
    「……ふふっ」
    私は――この脚を、恨めしく思ったことが。
    無いわけでは、無い。
    「おーい、ブライアン、邪魔するぞー！」
    けれども。
    「どうせメシも食ってないんだろ？お弁当を持ってきてやったから、このヒシアマゾン様に感謝するんだな！」
    それが、“私”なのだ。
    「アマさん……ノックぐらいしたらどうだ？」
    可愛らしいピンクの風呂敷に包んだ弁当箱を自慢げに掲げた幼馴染が、自分の口で「ガーン」と効果音を付ける。
    「まずは感謝！感謝の言葉！」
    「ん、助かる」
    「素っ気ない！もっとこう、何かあるだろ！倦怠期の夫婦かよ！そんなんじゃ、お弁当アーンしてやんないぞ！」
    「……アーンされたことも、頼んだことも、一度も無いのだが」
    「素で返されたー！」
    このハイテンションはヒシアマゾンなりの気遣い、ということは無かろう。
    だからこそ、気が休まる。
    「まぁ実際、腹ペコなんだ。さっさと開けてくれ」
    「アタシは、ブライアンのメイドか何かかよー！」
    わざわざ足を伸ばしてくれた美浦の寮長が、地団駄を踏む。そろそろ可哀想になってきて。
    「お茶を出そう。ちょっと待ってろ……っと、ッ」
    「あっ、無理すんな！アタシがやるから！」
    「構わん。いつまで寝たきりじゃいられないしな」
    慌てるヒシアマゾンを制止して、パジャマ姿のままベッドから降りる。――ズキリと、反応する私の脚。
    「……これからも頼むぞ、“相棒”」
    「ん？何か言ったか？」
    薬缶を火に掛ける私の背後で、ヒシアマゾンがテーブルに弁当を広げながら訊ねてきた。
    「いや……何でもない」
    あいにく、それは私の「独り言」なのだけれど。

    • ご報告 2018/10/14(日) 17:38:37 返信

      「オペちゃん覇王スレ民」の名前でピクシブに投稿を始めました。もし宜しければ、以後そちらにて。

63. 名無しのトレーナー 2018/11/06(火) 09:21:58 返信

    ちょーてーん！