オグリちゃんのちょっとアバウトなお料理の時間
グルメと言えばこの人、オグリキャップさんです。
今回はそんなオグリキャップさんが料理に挑戦する、トレーナーさんによる遊び心満載のSSをご紹介!
これは腹が鳴るぜ…!
第1皿:餃子
オグリ飯-餃子- 2019/04/04(木) 19:29:24
~ある日のオグリ~
「うん。ちゃんと材料も買ったし、準備万端」
「みんなのために食事をつくる場所なのに、キッチンを貸してくれて、料理番の人には感謝だ」
「今日は餃子の舌だから、餃子を作ることにした」
材料(餃子40個)
ニラ 1束
たまねぎ 半分
豚ひき肉 約250g
餃子の皮 20枚x2オリーブオイル
ごま油
水
「調味料は一切使っていない。素材の味だなっ」
「まずニラを一束いっぺんにみじん切りにする。できたらボウルに入れる」
「次にたまねぎだ。皮をむいて、上下を切り、芯を取って、半分にして、みじん切り……しまった、あらかじめ冷凍庫に入れておくのを忘れていた。目から涙が」
「しょうがない、鼻にティッシュを詰めよう(ミセラレナイヨ)」
※涙が出る成分は鼻から侵入するらしいぞ!「多少ましになったかな。よし再開だ」
「玉ねぎのみじん切りもできた。これもボウルに投入だ」
「ひき肉をボウルに入れて、ひたすらこねる。粘り気が出て、塊になるまでこねよう」
「餡(あん)の出来上がりだ。野菜が多い気がするが――まあいい。ここから皮で包んでいくぞ」
~~
「だんだん慣れてきた。取り出す量は小さいスプーン一すくいぐらいか。皮のふち半分に水をつけて包み、もう半分を折る」
「む、皮が二枚余ってしまったな。序盤で少し多めに入れてしまったからか。ちょうど穴のあいたものがあったから、二枚重ねにしよう」
「フライパンにオリーブオイルを入れて、餃子を入れる。ぎゅうぎゅうにすると餃子がくっついてしまうから、余裕を持たせよう」
「色が付いてきたな。ここでフライパンの底を覆うくらいに水を入れ、蓋をする――しまった。入れすぎた」
「これでは水餃子になってしまう。とりあえず水が蒸発するまで待とう」
「水が少しだけになったな。ここでごま油をかけるぞ。油が飛び散って熱いから、蓋をしよう」
「やはり水っぽくなってしまったな。待ちすぎて下の部分も焦げてしまった。しょうがない。次は気を付けよう」
~~
「完成だ」
「それでは実食といこう。いただきます」
「おぉ。初めて作ったが、なかなかおいしくできたぞ!」
「水餃子のようになったと思ったが、皮が柔らかくなって食べやすい」
「中の餡は玉ねぎとニラが良い感じの固さと噛み応えをしている」
「お肉は少なくないかと思ったが、柔らかさと味が野菜とマッチしている。醤油を付けなくてもおいしい」
「反省点は焦げと餡の量だな。中に隙間ができていた。スプーン一すくいとちょっとが良い感じかもしれない」
「ごちそうさまでした」
「今回の評価は……初めての餃子だからな。栗二つといったところか……」フフン
「……」ジー
「ん? なっ!? タマモクロス!?」
「なーんかええ匂いするな~と思って来てみたら、オグリンが餃子食べてて、それで、ププッ、「栗二つだな」って……あははは!」
「オグリン言うな! それとそのことは忘れろ~っ!」
完
名無しのトレーナー 2019/04/04(木) 20:06:21
次は皮厚めで水餃子に挑戦してくれ 旨いぞ木主 2019/04/04(木) 21:56:48
ありがとうございます。今度作ってみます。
名無しのトレーナー 2019/04/04(木) 20:49:35
読んでてお腹減った名無しのトレーナー 2019/04/04(木) 21:05:56
自分で作って食べるのいいよね。
単に美味い不味いで終わらず、ここはあーしたからこうなったんだなとか、発見がある。ちなみにウチでは蒸し焼きの際にお湯を使ってます。
名無しのトレーナー 2019/04/04(木) 21:18:54
リアルに美味しそうで芝
餃子食べたくなった名無しのトレーナー 2019/04/05(金) 01:49:17
栗二つが可愛すぎる
ことある毎に続けて、どうぞ
~栗2つ~
ウ、ウマそおおおお
餃子とかカレーってその家庭の味が出てるのが面白いよね!オグリちゃんはニラとたまねぎか~。鼻ティッシュ、すごくいいと思います…
王将とかラーメン屋の餃子も美味しいけど、家で作る餃子も美味しいのよね。
第2皿:たこ焼き
オグリ飯 -たこ焼き- 2019/04/11(木) 12:53:51
「それじゃあ、オグリのレース一着を記念して、乾杯や!」
「いえ~い!」
「ありがとう。タマモクロス、イナリワン」「それでな、今回珍しくパーティーを開いたのには理由があるねん」ドサッ
「それ、ひょっといてたこ焼きの粉かよ?」
「せや! 実家かた大量に送られてきたんや! せやから二人とも食べるの手伝って~」
「しょうがね~な~。それじゃあたこ焼きパーティーでもするかい!」「というわけでたこ焼きの料理を始めよう」
材料
たこ焼き粉
タコ(一口大にされているもの)
卵
水
紅ショウガ
ネギ
「健康に気を付けて天かすは一切使っていない」
「まずボウルの中に粉、水、卵を入れてかきまぜる」
「泡立ててもいいから、浮いている粉の塊がなくなるまで強くかきまぜよう」
「ネギを薄く切り、お椀に入れる。紅ショウガも別の皿に入れる」
「次にどの家庭にもあるたこ焼き機を用意だ」
「油引きで一つずつ油をつけていく」
「温まってきたら、くぼみに生地を八分くらいまで入れていき、その後タコ、ネギ紅ショウガを入れる」
「紅ショウガは二本くらいがちょうどいいかもしれないな」
「後は生地を溢れるくらいに入れていく」
「頃合いを見て、棒でくぼみとくぼみの間の生地を離れさせる」
「縁ではなく、内側から底に棒を突き刺し、抉るように取り出す」
「たこ焼きを裏返し、形を少し整える。後はこれの繰り返しだ」
「全部裏返したら、たこ焼きをくるくる回していくぞ」
「……楽しい」
「よし、完成だ」
「「「いただきます!」」」
「うお! いいんじゃねえの!? 外は固くて、中は柔らかくて熱々だ!」
「ほんまやん! 生地の味もええし、紅ショウガも邪魔せえへん程度に良い味出しとる!」
「匂いせいでずっとお腹が鳴っていたが、待っていてよかった」
「「「ごちそうさまでした」」」
「いや~美味かったで。それでオグリ~これは栗いくつなん?」
「なっ、それは忘れろと言っただろ!」
「なになに、何のこと?」
「それがな……」
「……あははは! オグリお前そんなこと言ってたのか!」
「全く、誰にも言うなよ。それとたこ焼きの評価はな、上手く出来てたから、栗三つだ」
「出ました! 栗三つ!」
「やったで!」「しかし、いかんせんタコが高いな。今後はタコ抜きで焼いてもいいかもしれん」
「そうだな、100gで500円もぼったくられるなんて……って、タマモクロス、どうした?」
「タコを、タコを抜くやってぇ!」
「お、おい掴みかかるな!」
「タコ、タコ抜いたらお前、何や!? 何焼きになるんや!?」
「何焼きって、たこ焼きだろ!?」
「認めへん! うちは絶対タコ無しのたこ焼きは認めへんぞぉぉぉぉ!!」
完
名無しのトレーナー 2019/04/11(木) 13:03:36
好き名無しのトレーナー 2019/04/11(木) 17:29:35
貧しい中、大量のタコ焼き粉を送ってくれたおっちゃんに感謝。
名無しのトレーナー 2019/04/11(木) 18:10:13
ウチでは水時の代わりにだし汁を使うなぁ。
タコの代わりにウインナーとチーズ入れてもいける。
タマモクロスとタコパがしたい人生だった名無しのトレーナー 2019/04/11(木) 20:05:17
水で戻したイカとかもいいね名無しのトレーナー 2019/04/11(木) 20:48:06
良かった
折を見ては投稿して欲しい
~栗3つ~
「健康に気を付けて天かすは一切使っていない」
オグリ理論めちゃくちゃ過ぎて芝
そこじゃない…そこじゃないんや… まぁでもオグリちゃんがしっかり健康に気を使ってくれてるならよかったよかった。
そういえば私はタコで「モーリタニア」という国の名前を知りました。モーリタニアの人はタコ食べないんだって
第3皿:生姜焼き
オグリ飯 ~生姜焼き~ 2019/05/14(火) 21:25:52
「スーパーで買い物をしていると、ちょうどお肉が特売になっていた」
「それも特盛のお肉が入ったものだ」
「ふふふ。今日の私はひと味違うぞ。フクキタルのおかげかもしれないな」
「こんなにたくさんあるんだから、練習も兼ねて作ったことのない料理でもやってみるか」
「シンプルすぎて中々作る気になれなかった生姜焼きを作ろう」
材料
豚ローススライス 10枚くらいタレ
醤油 適量
みりん 適量
砂糖 大さじ一杯
生姜チューブ 2センチくらい
「まずはタレから作るぞ」
「何か容器を用意して、タレ用の材料をそこに入れる」
「お箸でぐるぐる混ぜ合わせる」
「匂いを嗅いで、生姜焼きっぽい匂いがしたら完成だと思う。多分」
「タレを大きめの容器に入れる。広くて四角くて、”ふち”が高めの容器がいいかもしれないな」
「タレを入れたら、そこにローススライスを入れてしばらく漬ける」
「10分か20分くらい経ったらフライパンを用意して、中火で焼いていく」
「両面が焼けてきたら、お肉を漬けていたタレをかける」
「また両面を焼いて、良い感じになったらお肉をお皿に移して、そこにフライパンの中のタレをかける」
「フライパンが小さくて全部焼けない時は、タレの量に注意しつつ何回が同じことをやろう」
「おお、生姜焼きができた。良い匂いもするし、これは上手くいったのでは?」
「いただきます」
「……味はいい。けど濃すぎるぞ! なんだこれは!?」
「タレの味が強すぎてかえって不味くなっている」
「あ! この醤油”こいくち”だ!」
「ひょ、ひょっとしてこの醤油のせいで味が強くなってしまったのか?」
「……栗一つだな」ズーン
~翌日~
「ふ~んふ~ふふ~ん。……ん? あれはオグリちゃん?」
「ぉぉ、クリークじゃないか」
「地面に突っ伏して、いったいどうしたの!?」
「張りきったあまり買ってきたお肉を全て使って、全てがあの生姜焼きになってしまった。私はもうダメだ」
「何言ってるの。もうすぐレースでしょ。しっかりして!」
「ご、ごちそうさまでした」ガク
「オグリちゃーん!」
完
木主 2019/05/14(火) 20:24:14
生姜焼き名無しのトレーナー 2019/05/14(火) 20:54:16
写真付きかよ・・・腹減ってきた・・・名無しのトレーナー 2019/05/14(火) 21:34:51
野菜炒めと混ぜて食べればちょうど良いね
エ(略 2019/05/14(火) 20:53:09
飯テロSS大好き。名無しのトレーナー 2019/05/14(火) 21:32:39
オグリ飯だ!今回も美味そう
~栗1つ~
「匂いを嗅いで、生姜焼きっぽい匂いがしたら完成だと思う。多分」
オグリちゃんほんまアバウトすぎて芝
そろそろ味見を覚えるんだ!
でも…これはめちゃくちゃご飯が進んでしまう生姜焼きですよ… ジュルリラ
オグリちゃんは質より量っぽいよね~ アバウトなのにそれでいてしっかり料理のポイントを抑えてるのがまた!やはりオグリちゃんの嗅覚はホンモノ
とってもお腹が空くオグリ飯ありがとう御座いました!お腹減った…!!
久しぶり耳ぴと登場来たー!(*゚∀゚)