オグリの血
1985年3月27日に生まれ、日本に爆発的な競馬ブームを巻き起こした芦毛の怪物・オグリキャップ。現在でもその血統は繋がれていますが、絶滅の危機に瀕しているということが報じられました。
ノーザンキャップとクレイドルサイアー
北海道新ひだか町にある引退馬けい養牧場「クレイドルファーム」で現在も暮らしているオグリ直系の血を継ぐ馬がノーザンキャップ(セン27)とクレイドルサイアー(牡18)。
この2頭はこの世に残された唯一で最後のオグリキャップのサイアーライン。
つまり、クレイドルサイアーの交配の可能性が消えることは、オグリ直系の血が途絶えるということを意味しています。
クレイドルファームを営んでいるのは堀江佳世子さん(64)。
牧場を開いてから20年。管理運営はほぼ一人で行っているため限界を感じつつも「オグリの血を引く2頭の姿を励みに」牧場を継続しているそうです。
【ノーザンキャップの血統表】
【クレイドルサイアーの血統表】
オグリキャップの初年度産駒58頭のうちの1頭が1995年にデビューしたノーザンキャップ。
1999年に引退したノーザンキャップはクレイドルファームに迎え入れられました。堀江さんは思い切ってノーザンキャップを種牡馬登録したそうです。
そして念願叶って2001年、牡馬であるクレイドルサイアーが誕生。2003年にデビューしたものの急性蹄葉炎を発症してしまい翌年には引退。同年にノーザンキャップも種牡馬を引退しました。
引退してから10年経った2014年5月、ついにクレイドルサイアーは種牡馬となり牧場所有牝馬ミフユと交配し待望の牡馬が誕生。
しかし、生後わずか1日半で免疫不全によって他界してしまいます。
その後2017年は不受胎、2018年は交配に至らず、今年もまだ交配相手がいないそうです。
「あの日、ギャンブルという背景を見事に消し去った17万人のオグリコール。今も日本中に愛される唯一無二の馬の血を絶やしても、本当にいいのでしょうか?」
残された時間はわずか。交配相手が現れることを祈りながら、今日も堀江さんは牧場へと向かう。
引用元:https://www.tokyo-sports.co.jp/race/horse/1309153/
名馬の血
名無しのトレーナー 2019/03/14(木) 12:14:41
うーん、やはりオグリの血は続かなさそうみたいね…
スペもリーチザクラウン、トーホウジャッカルから続いてほしい
リーチ産駒はそろそろ目にする機会も多そうだし楽しみなのじゃ名無しのトレーナー 2019/03/14(木) 12:51:31
マックイーンはギンザグリングラスがいるし、エルコンは孫世代のアイファーソングが種牡馬入り、バブルガムフェローでさえあの産駒成績ので既に孫世代が種牡馬入りしていると思うと、スペは無論テイオーやオペラオーもサイアーラインが伸びてくれればとつくづく思う。
名無しのトレーナー 2019/03/14(木) 13:05:16
“芦毛の怪物”オグリキャップの血が絶滅の危機
木主では無いがソース
中東の王族がとあるめちゃくちゃ零細血統なこの馬と交配してレース出したらお金あげるよ!みたいなことしてると聞いた事あるけどオグリでは難しいね東スポてめぇ取材したら普通の記事書けるんだから取材しろや
名無しのトレーナー 2019/03/14(木) 13:14:48
トウルビヨン系のドゥーナデンの事か。
オーナー的には活躍した馬の血筋残したいと思うのは当然だろう。
名無しのトレーナー 2019/03/14(木) 14:14:06
昔から内国産種牡馬は冷遇気味(今は違うか?)だったのに加えて、サンデーサイレンスと時代が当たってしまった種牡馬たちはね…名無しのトレーナー 2019/03/14(木) 14:25:25
内国産でリーディング上位に食い込んでたのバクシンオーくらいだしなあ
ビッグアーサーが背負う物は大きい
血を繋ぐためカタール王族が立ち上がる
2013年にはジャパンカップに出走し5着という結果を残したドゥーナデン。ドゥーナデンはバイアリータークという、サラブレッド三大始祖の血を受け継ぐ数少ない馬の1頭です。
どのくらい少ないかというと、バイアリータークの血をひく馬は世界で0.4%、日本ではわずか0.03%しか残っていないほど。
【2013年 ジャパンカップ】
世界的にも虫の息状態になってしまっているバイアリータークの血統を復活させるため、ドゥーナデンに強い期待を寄せているのがカタール王族のファハド殿下。
「バイアリータークのサイアーラインを復活させたい」
引用元:https://biz-journal.jp/gj/2018/01/post_5608_4.html
という並々ならぬ思いから、ドゥーナデン産駒でレースに勝つとファハド殿下自ら特別なインセンティブを払うという制度を作ってしまったらしい。
ファハド殿下すごすぎる…
馬大好きファハド殿下。
人以外で初めてNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」の主役として注目されたオグリキャップ。
稀代のアイドルホースと呼ばれたオグリキャップでもこんなに大変なんて、血統を繋ぐことの難しさを考えさせられますね…
オグリ自身がマイナー血統なんだっけ?