恋する競走馬
そうです。競走馬だって恋をするのです。という訳で、ほっこりだったり切なかったりする競走馬たちの恋愛エピソードをまとめてみました!
掲示板で情報提供を頂き記事にしました。ありがとうございます!
ずきゅんどきゅんな競走馬たちの恋愛エピソード
ヤエノムテキとシヨノロマン
1988年皐月賞、1990年天皇賞秋などで優勝したヤエノムテキは、シヨノロマンという同期の牝馬に「片想い」をしていたんだとか。
しかし、シヨノロマンの方はヤエノムテキに対して何の反応も見せることがなかった…
後にヤエノムテキは種牡馬に、シヨノロマンは繁殖牝馬になりましたが、2頭が交配され仔が出来ることはありませんでした。
うっ…切ない…
ゲーム「WinningPost7」にはこのエピソードを元にしたイベントがあるそうです。
オグリキャップとホーリックス
ウマ娘にもなっているオグリキャップのロマンスもありました。
しかし、ホーリックスが通りがかると、その姿に釘付けに。じっとホーリックスを見つめ続け、その姿が見えなくなってしまうとやっとまた飼い葉を食べ始めたんだとか。
1989年ジャパンカップではパドックでも終始ホーリックスを気にかけ、レースでは隣同士の枠に。スタートと同時にオグリキャップは猛ダッシュでホーリックスを追いかけてすぐ背後をキープしていたそうです。
オグリキャップ側からホーリックス側へ2回種付けの依頼がされたそうですが、共に断られ実現しませんでした。
シャルルーとシニョリーナ
シニョリネッタ(1905年生まれ)はイギリスの競走馬。1908年のエプソムダービーで100対1のオッズを覆し、牝馬として史上4頭目の優勝馬に。さらに2日後のエプソムオークスも連覇しました。
そんなシニョリネッタの誕生にはこんなロマンスがあったのです。
ジニストレーリさんの厩舎兼牧場にはシャルルーという種牡馬が繋養されており、シニョリーナが放牧されているパドックの脇を通り掛かると、互いにいななき合ってグルーミングを交わすなどとても仲良し。
これを見守っていたジニストレーリさんははっと気付きます。「この2頭は愛し合っている」。
予定していた種付けの権利が手に入らなかったこともあり、ダメ元でこの2頭を交配させることに。そして生まれたのがシニョリネッタなのです。
まさに「ロマンス」という言葉がふさわしいシニョリネッタのお母さんとお父さんのエピソード。
映画にできそうなエエ話ですな…
サンデーサイレンスとメジロマックイーン
非常に気性が荒く、騎乗した人間の指示に従わずに暴れる傾向のあったサンデーサイレンス。厩舎一の腕を持つジャネット・ジョンソンはサンデーサイレンスの調教助手に指名されるも気性の荒さに嫌気が差し、一度騎乗しただけで降板。
更に、騎手のウィリー・シューメーカーは調教のためにサンデーサイレンスに騎乗するもその気性の荒さに激怒。レースでの騎乗を拒否したそうです。
それほどまでに気性難だったサンデーサイレンスですが、メジロマックイーンとは仲良し!
するといつの間にかサンデーサイレンスはメジロマックイーンの側では落ち着きを見せるようになり、「恋人」と言われるほどの仲になりました。
ゴルシちゃんもこう言ってたしメジロマックイーンちゃんには暴れん坊を落ち着かせる不思議なパワーがあるのかもしれない。
お馬さんたちのロマンス、素敵ですな~。私も来世は馬になってロマンスしたい。
ことごとく結ばれてないなぁ
最後のは子供同士がくっついたけど